一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……ツルニンジン(ジイソブ)、ツルリンドウ、ヒメアザミが咲き始めた……

2022年08月24日 | 天山・彦岳


8月23日(火)

今日は私の公休日。
映画も見たいし、
山にも行きたいし……ということで、
早朝に山へ行き、
それから映画に行くことにした。(映画レビューは後日)

6:00
天川登山口に到着。
駐車場には1台の車もない。
嬉しい。


出発。


ゆっくり歩いて行く。


朝陽が顔を出す。


今日は「曇り」の予報だったので、
朝陽を拝めるとは思わなかった。


周囲が明るくなる。


ワクワクしながら登って行く。


ホソバシュロソウ、


シギンカラマツが美しい。


ヤマホトトギスはたくさん咲いていたが、


白花に近いヤマホトトギスや、


斑点のないヤマホトトギスなど、
変異した株も多く見られた。


ふと目を上げると、
水墨画のような美しい風景が見られた。


しばらく登ると、


山を越えていく“滝雲”や、


彼方に“雲海”も見ることができた。


いいね~


もうすぐ山頂。


「天山」山頂に到着。


南側も靄っていて、


「鬼ノ鼻山」や「多良山系の山々」が“浮島”のように見えた。


稜線散歩へ。


しばらく歩いて振り返る。


この時期の主役はマツムシソウ。


あちこちに咲いている。


美しい。


蕾もたくさん。


カキランや、


オカトラノオや、


ノイバラは終盤を迎えていた。


オミナエシや、


オトコエシは、これから増えていくだろう。


オトギリソウや、


サイヨウシャジンはたくさん咲いている。


白花もあちこちで見かけた。




コオニユリや、


イタドリの花は、
遠景を交えて撮ると映える。


キュウシュウコゴメグサは数を増していたし、


タンナトリカブトは開花準備を整えていた。


「早く、早く!」


ホソバノヤマハハコも順調に育っていた。


いつもの場所で、


こんな風景を見ながらモーニング珈琲。




本日の「天山壁」。


険しい~(笑)


山頂へ戻る途中、ツルリンドウを発見。


探すと、美しく開花したツルリンドウも見つかった。


何とも言えない色合い。


大好きな花。


ヒメアザミも咲き始めていた。


今日は登山者に誰ひとり会わず、
静かな山を楽しむことができた。


下山時、
ツルニンジン(ジイソブ)の蕾を撮りながら歩いていたら、




開花している一群に出逢った。


嬉しくて、花のひとつひとつを撮って回る。




本当に可愛い花だ。




今日も「一日の王」になれました~


この記事についてブログを書く
« 向井和美『読書会という幸福... | トップ | 映画『サバカン SABAKAN』…尾... »