一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……桜を楽しんだ後に、ヒトリシズカやヤマルリソウを愛でる……

2020年04月06日 | 近くの里山

週末は仕事をしていた。
午後からの仕事なので、
午前中に山へ行こうと思えば行けるのだが、
人が多そうな土曜日や日曜日は敬遠し、
月曜日の今日、近くの里山を歩いてきた。
もうそろそろヒトリシズカが咲き始める頃だと思ったからだ。

朝6時過ぎに家を出て、
まずは、隣町の武雄市に向かい、円応寺参道の桜並木を見に行く。
平日だし、早朝だし、誰もいない。
しめしめ。


桜のトンネルに入って行く。


誰もいないので、


すべて独り占め。


上を見上げる。
鳥の声が聴こえるので、よく見ると、


たくさんの鳥が桜の花(若しくは花につく虫)を啄んでいた。


ゆっくり歩いて行く。


いいね~


石門をフレームにしてパチリ。


いつまでもここに居たい感じ。


次に向かったのは、赤穂山八天桜(武雄市)。
池に朝靄。


朝陽を逆光にしてパチリ。


桜巡りの最後は、馬場の山桜(武雄市)。
山桜も菜の花も、ややピークを過ぎていたが、まだまだ美しい。
昨日、一昨日は、人で溢れていたであろうこの場所を、
独り占めできる幸せ。


なんという贅沢。


朝散歩の締めくくりは、家から近い里山。


新緑が青空に映えて美しい。




まず迎えてくれたのは、ヤマルリソウ。


可愛くて、大好きな花。


本日の目的の花、ヒトリシズカを探すが、
なかなか見つからず、
〈まだ早かったかな……〉
と、諦めかけたとき、
ひとかたまりのヒトリシズカがパッと目に飛び込んできた。


まだ咲き始めだけれど、


このくらいが可愛い。


嬉しい。


他にはないかと探すと、
「あった~」


蕾がたくさんあるので、これからが楽しみ。


家からすぐの里山で、ヒトリシズカを愛でることのできる幸せ。
午後から仕事だけれど、今日も頑張るぞ~


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