一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山の春 ……ナガバノスミレサイシンやツクシタニギキョウが咲き始めた……

2020年04月08日 | 天山・彦岳
4月7日(火)

3月23日(月)に天山に登り、
ホソバナコバイモとバイカイカリソウの開花を確認した。
あれから約2週間が経った。
他の春の花も咲き始めているに違いない。
まず山頂を踏んだ後に、
オオキツネノカミソリの第一群生地の様子を見に行き、
その後、散歩道で、
いろんな春の花々を楽しむことにしよう。

上宮登山口より登り始める。


歩き始めてすぐに、バイカイカリソウを発見。
嬉しい。


上宮の池の前を通過。


ゆっくり登って行く。


いつもの場所でパチリ。


あめ山分岐を通過。


しばらく登り振り返る。
あめ山が美しい。


天山山頂に到着。


稜線散歩へ。


ツクシショウジョウバカマがたくさん咲いている。


ホソバナコバイモを探しながら歩いて行く。


美しい形のホソバナコバイモを発見。


いいね~


2週間前よりもかなり増えている。


楽しい。


セントウソウとのコラボ。


バイカイカリソウも数を増していた。


本当にカワイイ。


下からもパチリ。


彦岳が見える所まで行って、引き返す。


いつもの場所で、こんな風景を見ながらランチ。
山では何を食べても美味しいし、
どんな御馳走も、山で食べる“おにぎり”には敵わない。


本日の「天山壁」。


山頂に戻る前に、
ホソバノヤマハハコの芽が出ているか確認に行く。
三つの芽と、


少し離れた場所に、もう一つの芽を確認。
今年の秋は、4株のホソバノヤマハハコが楽しめそうだ。


天山山頂に戻り、


新緑を見ながら、




オオキツネノカミソリの第一群生地へ。
かなり生い茂っている。


約1ヶ月前(3月5日)に訪れたときは、まだこんな感じだった。


順調に育っているのが嬉しい。


多良岳や井原山を彷彿とさせる苔むした岩の間のオオキツネノカミソリ。




一帯を整備して陽当たりが良くなったこともあって、
葉の密集度も増したような気がする。






花の咲く夏が、今から待ち遠しい。


これから私の散歩道へ。


コガネネコノメソウや、


ユリワサビや、


コチャルメルソウが咲いている。


ツクシショウジョウバカマや、


フキノトウもまだまだ健在。


ジロボウエンゴサクや、


フウロケマンが咲き出した。


そして、待ちに待ったツクシタニギキョウ。


小さくて、可愛くて、大好きな花。


逢いたかったよ~


散歩道にはホソバナコバイモも咲いている。


天山には、かなり広範囲にホソバナコバイモが分布しているのだ。


スズシロソウや、


シハイスミレを見ながら、


ナガバノスミレサイシンが咲く場所へ。


まだ数輪しか咲いていなかったが、逢えて嬉しい。




今日も「一日の王」になれました~

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