一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

小城駅から登る天山 ……ホソバシュロソウ、オオバトンボソウなどが咲き始めた……

2018年07月01日 | 天山・彦岳


7月は、体力強化月間。
夏山遠征は行けない可能性が高いのだが、
ひょっとしたら……の場合を考えて、
トレーニングだけはしておこうと思った。
で、小城駅から天山に登ることにした。

長時間の歩行となるため、
早朝より動き出す。
5:00
小城駅を出発。


日曜日の朝なので、
町はまだ眠っている。


右手に須賀神社、


左手に村岡総本舗の羊羹資料館を見ながら歩いて行く。


ホタルで有名な祇園川の彼方に、天山が見える。
だが、まだ遥か遠い。


天山酒造の前を通過。


傾斜が急なので、
ゆっくり登って行く。


ヤブカンゾウの群生地があった。


石体集落を抜け、


この分岐を右へ。


カーブミラーを利用して自撮り。


ヤマホトトギスが開花間近。


イタドリの花も咲き始めていた。




七曲峠が見えてきた。


7:23
登山口に到着。
小城駅から2時間23分かかった。
すぐに登り始める。


今日は、「一日中、曇り」の天気予報であったが、
陽が差してきた。


急坂をゆっくり登って行く。


尾根道に出ると、青空が見えた。


振り返ると、彦岳が……


私の好きなヤマボウシの木に到着。
まだ花が咲いていたのでビックリ。


ありがとう。


天山山頂が見えてきた。


8:32
山頂へ行く前に、
いつもの場所で、早めのランチ。


本日の「天山壁」。


9:30
天山山頂に到着。


素晴らしい眺め。


あめ山を見ながら、
上宮登山口の方へ下って行く。


ハンカイソウの小径は、


まだ準備中であった。


昨日までの雨で、
登山道は沢と化していた。


上宮登山口を通過。


ウツボグサなどを見ながら、
林道を下って行く。


この分岐を左へ。


暑かったので、
水飛沫を見ると涼しく感じられた。


この突き当りを右へ。


ネジバナや、


ムラサキニガナなどを見ながら、


少し急ぎ足で下って行く。


この突き当りも右へ。


ここは左へ。


往路で通過した四つ角が見えてきたので、
ここでGPSの電源をoffにする。


もうすぐ小城駅。


12:47
小城駅に到着。


約8時間の山歩きであった。(実質歩行時間7時間半)


今日は、トレーニングのための登山だったので、
花はあまり見ていないが、
歩きながら目についた花を少しだけ紹介したい。

ヤマトキソウは終盤を迎えていた。


花が落ちて、


こんな風になったものもあった。


バイカイカリソウがまだ頑張っていた。
もう7月だよ。


ソクシンランが咲き始め、


ホソバノヤマハハコも順調に育っていた。


カキランももうすぐ開花。


テリハアカショウマも稜線に姿を現した。




そして、ホソバシュロソウ。


逢えて嬉しかった。


こちらにも。


いいね~


ヤマサギソウにも逢うことができた。


まだ咲き始めなので、


これから舞いを見せてくれるだろう。


意外な場所で、
オオバトンボソウを発見。


ビックリの出逢い。


数株あったので、
来年以降も楽しみになってきた。
今日も「一日の王」になれました~


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