20代半ばで花粉症になり、
以来、春になると、花粉症の症状に苦しめられてきた。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが頻繁に起こり、
目が痒くて、目玉を取り出して洗いたくなる。
2月初旬から4月初旬まで、ひたすら耐えるしかなかった。
ところが、今年(2020年)の春は、ほとんど花粉症の症状が出ずに過ぎた。
多少、目が痒くなった程度で、何事もなく過ごすことができたのだ。
花粉症になって以来40年、こんなに軽い症状で過ごせたのは初めての経験だった。
思い当たるのは、ヨーグルト。
昨年(2019年)から(アロエ入り)ヨーグルトを食べ始めたからだ。
別に花粉症の為に食べているのではなく、
健康のためにと思って食べ始めたのであるが、
それが結果的に花粉症にも効果があったのかもしれない。
ネットで調べてみると、花粉症の専門家が、
「ヨーグルトの乳酸菌は、アレルギー症状の軽減に効果があります」
と語っていた。
単に、スギ花粉の飛散が少なかった所為なのかもしれないし、
「ヨーグルトのお陰」と単純には言えないが、
とにもかくにも今年の春は快適に過ごせている。
なので、今年の春は、外に出るのが楽しい。
新型コロナウイルスの感染防止のために街中へはほとんど出ないが、
人のいない自然の中で過ごす時間が増えている。
4月10日(金)
「今日も、存分に自然を満喫しよう!」
と、近くの里山へ出掛ける。
希少種の花ではなくても、春の花々には人を元気づける力がある。
私自身が60代半ばになり、
「普通の花が普通に咲いているという奇跡」
に気づくことができる年齢になったということなのかもしれないが、
道端の花を見るだけでも幸福感に包まれるようになったのは嬉しい現象だ。
新緑を見るだけでも、実に楽しい。
ウキウキしてくる。
こんなことは、若い頃にはまったくなかった。
年老いていくのは少し残念な気持ちもあるが、
ちょっとした自然の美しさに気づけるようになるのは嬉しいことだ。
ツクシや、
レンゲソウを見ながら、里山へ入っていく。
オドリコソウが群生している。
可愛い花だ。
白花も見ることができた。
スミレもたくさん咲いている。
〈○○○スミレかな?〉
と思うが、確信が持てないので、ここには書けない。
スミレは本当に難しい。
ジロボウエンゴサクや、
ヒメハギも咲いている。
こんなに密集して咲いているヒメハギを見るのは初めてだ。
ウマノアシガタもたくさん咲いている。
和名の由来は、根生葉を馬の蹄に見立てたものと言われるが、
正直、馬の蹄には似ていない。(コラコラ)
なので、ウマノアシガタとは呼びたくない。(笑)
別名「キンポウゲ」なので、
私は「キンポウゲ」と呼びたい。
ありふれた花ではあるが、(フクジュソウのように)花びらに光沢があり、
よく見ると美しい。
佐賀県にはフクジュソウが咲かないので、
私は密かに、「里山の福寿草」と呼んでいる。
このキンポウゲの花を撮りながら歩いていたら、
そのキンポウゲに導かれるように、広い草地へ出た。
そこは、なんと、キンポウゲの大群生地であった。
自然の草原で、これほどのキンポウゲの群生を見たのは初めてだ。
嬉し過ぎて、夢見心地であった。
井原山などで見かけるニリンソウの群生地を思わせる。
〈里山散歩に来て良かった……〉
と思いながら、
長い時間、私はここに佇んでいた。
アケビの花を見ながら、
樹林帯へと入って行く。
目的は、エビネランの花。
まだ蕾が多かったが、
探すと、開いた花を見つけることができた。
標高の低い里山では、もう咲き始めているのだ。
下からパチリ。
いいね~
今日も「一日の王」になれました~
以来、春になると、花粉症の症状に苦しめられてきた。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが頻繁に起こり、
目が痒くて、目玉を取り出して洗いたくなる。
2月初旬から4月初旬まで、ひたすら耐えるしかなかった。
ところが、今年(2020年)の春は、ほとんど花粉症の症状が出ずに過ぎた。
多少、目が痒くなった程度で、何事もなく過ごすことができたのだ。
花粉症になって以来40年、こんなに軽い症状で過ごせたのは初めての経験だった。
思い当たるのは、ヨーグルト。
昨年(2019年)から(アロエ入り)ヨーグルトを食べ始めたからだ。
別に花粉症の為に食べているのではなく、
健康のためにと思って食べ始めたのであるが、
それが結果的に花粉症にも効果があったのかもしれない。
ネットで調べてみると、花粉症の専門家が、
「ヨーグルトの乳酸菌は、アレルギー症状の軽減に効果があります」
と語っていた。
単に、スギ花粉の飛散が少なかった所為なのかもしれないし、
「ヨーグルトのお陰」と単純には言えないが、
とにもかくにも今年の春は快適に過ごせている。
なので、今年の春は、外に出るのが楽しい。
新型コロナウイルスの感染防止のために街中へはほとんど出ないが、
人のいない自然の中で過ごす時間が増えている。
4月10日(金)
「今日も、存分に自然を満喫しよう!」
と、近くの里山へ出掛ける。
希少種の花ではなくても、春の花々には人を元気づける力がある。
私自身が60代半ばになり、
「普通の花が普通に咲いているという奇跡」
に気づくことができる年齢になったということなのかもしれないが、
道端の花を見るだけでも幸福感に包まれるようになったのは嬉しい現象だ。
新緑を見るだけでも、実に楽しい。
ウキウキしてくる。
こんなことは、若い頃にはまったくなかった。
年老いていくのは少し残念な気持ちもあるが、
ちょっとした自然の美しさに気づけるようになるのは嬉しいことだ。
ツクシや、
レンゲソウを見ながら、里山へ入っていく。
オドリコソウが群生している。
可愛い花だ。
白花も見ることができた。
スミレもたくさん咲いている。
〈○○○スミレかな?〉
と思うが、確信が持てないので、ここには書けない。
スミレは本当に難しい。
ジロボウエンゴサクや、
ヒメハギも咲いている。
こんなに密集して咲いているヒメハギを見るのは初めてだ。
ウマノアシガタもたくさん咲いている。
和名の由来は、根生葉を馬の蹄に見立てたものと言われるが、
正直、馬の蹄には似ていない。(コラコラ)
なので、ウマノアシガタとは呼びたくない。(笑)
別名「キンポウゲ」なので、
私は「キンポウゲ」と呼びたい。
ありふれた花ではあるが、(フクジュソウのように)花びらに光沢があり、
よく見ると美しい。
佐賀県にはフクジュソウが咲かないので、
私は密かに、「里山の福寿草」と呼んでいる。
このキンポウゲの花を撮りながら歩いていたら、
そのキンポウゲに導かれるように、広い草地へ出た。
そこは、なんと、キンポウゲの大群生地であった。
自然の草原で、これほどのキンポウゲの群生を見たのは初めてだ。
嬉し過ぎて、夢見心地であった。
井原山などで見かけるニリンソウの群生地を思わせる。
〈里山散歩に来て良かった……〉
と思いながら、
長い時間、私はここに佇んでいた。
アケビの花を見ながら、
樹林帯へと入って行く。
目的は、エビネランの花。
まだ蕾が多かったが、
探すと、開いた花を見つけることができた。
標高の低い里山では、もう咲き始めているのだ。
下からパチリ。
いいね~
今日も「一日の王」になれました~