一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……初冠雪の翌日に、プチ雪山を楽しむ……

2013年11月20日 | 天山・彦岳
11月19日が、天山の初冠雪であった。
平年より17日、
昨年より20日早い初冠雪であった。

昨日は、仕事中に、ヤスさんから、
「今日は、会議で佐賀に向かっています。久留米から遠くに雪を頂いた山が見えました。まさに天山の初冠雪。素晴らしい~」
とのメールがスマホに届いた。
天山初冠雪の日に仕事なんかしている場合ではない(爆)のだが、
私の公休は翌日なので、
「明日まで雪が残っていたら、天山に登ってきます」
とヤスさんに返信した。

で、今日(11月20日)の早朝、
天山を見るものの、ガスっていて山頂部が見えない。
まだ雪は残っているのか……
「残っている」と期待しつつ、
上宮登山口へと車を走らせた。
麓は雨は降っていなかったのに、
中腹あたりから雨が降り出し、
上宮に着く頃には、霙(みぞれ)が降っていた。
当然のことながら、駐車場には一台の車もない。


風も強く、「おいおい」と思いながら、車の中で登山靴に履き替えた。
準備を終えて、車外に出ると、
風は止み、陽が差してきた。
ルンルン気分で登り始めた。


上宮の四阿(あずまや)に到着。
10月14日に悟空さんとRちゃんとうすきさんを招待して「ランチ付き花ハイキング」をしたことを思い出す。
私にとっては、あの日以来の天山である。


上宮の池を見ていたら、
池の向う側が紅葉しているように見えた。


行ってみると、たしかに紅葉している。


期待していなかっただけに、ちょっと感動。


切り株の上に雪があり、
そこに葉が落ちていて、
なかなかイイ感じ。


上宮から少し歩いたところも紅葉していた。


登山道には、少し雪が残っていた。


わずかに咲いていたヒメアザミも、
寒さで雫が凍っているように見えた。


しばらく登ると、
再び紅葉した場所を見つけた。


雪を見に来たのに、
まさか紅葉を見ることができるなんて……


嬉しいね~


でも、肝心の雪はイマイチ。


右手に見える佐賀平野と有明海が美しい。


ゆっくり登って行く。


あめ山分岐を過ぎ、しばらく登って振り返る。
あめ山にも雪はほとんどない。


もうすぐ山頂、
雪は期待薄かと思いきや……


突然、雪が現れた。


「おお~」
と思わず声が出る。


「霊峰天山」の石碑は、凍りついている。




あまり期待していなかっただけに、山頂部の積雪に大感激。


いいね~


素晴らしい風景。


稜線散歩に出かける。


タンナトリカブトは、こんなんなってました~


ホソバノヤマハハコも、こんなんなってました~
これはこれで、美しいと思うよ、私は。


雪と氷の芸術。


雪の上に、小さな足跡が……
「きみは誰だい?」


ただ歩いているだけで嬉しくなる。


今日の天山北壁は、こんな感じ。
険しいぞ~(笑)


誰もいない稜線を、独り占め。


存分に楽しんで、山頂を後にした。
時間は短かったけれど、
素敵なひとときを過ごすことができた。
感謝。

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