一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

早春の八幡岳 ……ホソバナコバイモやユリワサビが咲き始めたよ……

2017年03月06日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


昨日(3月5日)の休みは、
午前中は映画を見に行き、(何を見たかは、後日、このブログで……)
午後から八幡岳へ向かった。
すぐ近くの山なので、
午後からの登山でも大丈夫なのだ。


アオモジや、




ギブシが咲き始めている。




八幡峠から登ると、
途中に植林帯があるが、


そこを抜けると、自然林となる。


すごく雰囲気の好い道。




大きな岩が、あちこちにある。




この岩壁には、


石清水が湧き出ている。


この辺りから、オオキツネノカミソリの葉が見られるようになる。


右を見ると、多良山系のような苔むした大きな石がゴロゴロしている。


オオキツネノカミソリの葉に彩られた登山道を、ゆっくり登って行く。


誰にも会わない。すべて独り占め。


いいね~


まだ裸木の多い時期なので、


オオキツネノカミソリの葉が、春の訪れを告げているような……


緑が目に染みる。


八幡岳は低山だけど、
こんな風景を見ると、熊本や広島の山奥を歩いているような感じになる。




ところが山頂直下の舗装された道に出ると、
現実に引き戻される。
「立入禁止」だけど、新しい道も出来ていた。


八幡岳山頂に到着。


遠望は効かなかった。


展望所にも寄ってみた。


天山と、


作礼山が見えた。


帰路、「蕨野の棚田」にも寄ってみた。


あとひと月もしない内に、菜の花の黄色で埋め尽くされる筈なのだが……


では、出逢った植物を少しだけ。
まずはフキノトウ。


それから、美しいスミレの花。


嬉しいことに、ユリワサビの花も咲いていた。


案外多く咲いていたので、嬉しかった。




これから、どんどん数を増していくだろう。


「おっ、これは……」


ホソバナコバイモだ~


葉が開き始めた花もある。


いいね~


葉が開きかけているものと、開いたものとのコラボ。
ラッキー。


もう少しで開花。
背振山系や多良山系の山に行かなくても、
すぐ近くの山で、ホソバナコバイモを見ることのできる幸せ。
今日も「一日の王」になれました~


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