一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……ツルリンドウ、ホソバノヤマハハコ、カワミドリなどが咲き始めた……

2017年08月27日 | 天山・彦岳


午後から用事があったので、
午前中に天山に登ってきた。
天川登山口に着いて、ビックリ。


一週間前はこんな感じだった。


これではよく分らないので、
冬に撮った天川登山口の写真を……
登山道が深くえぐれており、とても歩き難かった。


それが、こんな風に変わっていたのだ。


反対側から見た登山口。


かつてはこんな感じだったので、
これからは孫たちとも安心して登ることができる。
感謝。


ゆっくり登って行く。


この辺りも深くえぐれていたので、
なんだか不思議な感じ。


平らになった登山道はとても歩きやすい。




工事はここで終わっていた。
雨が降ると、かつては、登山道は沢と化していた。
だから、深くえぐれていたのだが、
雨水を逃がす水路も造られていた。


上部から見ると、こんな感じ。
これで登山道が小川になることはないだろう。


近いうちに、また孫を連れてこようと思った。


山はいいね~


樹林帯を抜けて、いつもの場所でパチリ。


山頂はもうすぐ。


天山山頂に到着。


眺めもまずまず。




さあ、稜線散歩へ。


やはり、今年のマツムシソウは少ない。


昨年は、今年の数倍の花があった。


少ないから、一層、可愛く、


美しく見える。


キュウシュウコゴメグサも、昨年に比べ、かなり少ない。


だからこそ、貴重。


シギンカラマツも今年は数が少ない。
これから増えてくるのだろうか?


ホソバシュロソウだけは、今年も花が多い。


ヒメアザミもこれから増えてくるだろう。


花の色が濃いサイヨウシャジン。


花の色が少し薄いサイヨウシャジン。


そして、ほぼ白花のサイヨウシャジン。


モウセンゴケや、


オトギリソウは、
ピークを過ぎて、やや目立たなくなってきた。


ガレ場にポツンと立っていたヤマホトトギス。


この花も、現在はよく見かける。


ウメバチソウはまだ開花しない。


タンナトリカブトもまだまだ。


ホソバノヤマハハコだけは、開花し始めた。


美しい~


ツルリンドウの花を発見。


カワイイ~


“秘密の散歩道”に移動する途中、
そよかぜさんと山馬鹿さんにお会いする。
ここ数年は、近くの山ばかりを中心に登っているので、
数年ぶりの再会であった。


まず向かったのは、
紅白のイタドリの花が隣同士に咲いている場所。


イタドリ(白)と、


ベニイタドリ(赤)との、


コラボ。
もう少し開花が進むと、もっと花の色が濃くなるので、この先が楽しみ~


ツルニンジンは、蕾が大きく膨らんできた。


ミヤマウズラも、もうすぐ開花。


クサアジサイは今がピーク。


ツリフネソウも数が増えてきた。


マツカゼソウは何度見ても嬉しいし、


ミズタマソウは、本物の水玉を付けていた。


いいね~


カワミドリは咲き始め。


このくらいが一番美しい。


今日も「一日の王」になれました~


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