一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

登吾留山 ……アマナの咲き乱れる群生地を発見したよ……

2017年03月09日 | 登吾留山


昨日(3月8日)の休みは、
午前中は予約をしていた歯科に行った。
治療ではなくて、
歯垢を除去してもらったり、歯茎をマッサージしてもらったり、
数ヶ月に一度、歯の状態を診てもらっているのだ。
定期的に歯のメンテナンスをすることによって歯が長持ちすると、
歯医者さんからアドバイスを受けて、数年前からやっている。

午後、近くの登吾留山へ出掛けた。
里山なので、麓には田圃が多い。
畦道を何気なく見ると、
なんとアマナが咲いているではないか……
それもかなりデカイ。


横を見ると、そこにも咲いている。


そして、目を上げると、そこらじゅうにたくさん咲いていた。
ビックリ仰天。


晴れたり曇ったりの天気で、花が閉じているものが多かったが、
探すと、開いた花もあった。


いいね~


さらに歩くと、そこにも咲いている。


アマナの、この色が好きだ。


近寄って、見つめる。


さらに歩いて行くと、
先程よりもたくさん咲いている。


「なんじゃこりゃ」の世界。


アマナ大好き人間の私としては、
なんだか天国にでもいるような気分。


嬉しくてたまらない。


この辺りは、陽当たりの良いのか、花が開いている。


いいね~


さらに歩いて行くと、
スクッと立ったアマナの一群を見つけた。


なんて美しいんだろう。
まさに、野草版チューリップ。


登吾留山に、こんな場所があるなんて、知らなかった。


まさに桃源郷だ。


花をひとつずつ見て歩く。


面白い開き方をした花を見つけた。
ひとつおきに三枚だけ開いている。


こんな幸せがあっていいのだろうか……


私だけの花園。


来年以降が楽しみになってきた。


大群生地から少し離れた場所で、
1cmくらいの小さな小さなアマナの花を見つけた。


〈こんなに小さくても咲くんだ~〉
という驚きと、


その可憐さに魅せられる。


やはり、野に咲く花はいいね~


帰路に就く頃には、青空も見えてきた。
今日も「一日の王」になれました~


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