道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

7/25アラート下の超スロージョグ7㎞(なんのこれしき…)

2023-07-25 18:28:00 | 日記

やっぱり思ってたとおり
今日もまた熱中症警戒アラート発令
しかも実際に昨日よりも暑そうで…

そうは言いながらも
今日もまた走るべく…

この子をお供にして…



あまりの暑さに
8キロから7キロに縮めて
毎日走ることにしたけど…

毎年同じように7キロ走ってるのは
この暑さの中で毎日走るには
自然とそれがジジイの限界だと
老体が教えてくれてるような…

朝早く5時くらいから走れば
全然涼しいのに…

バカじゃないのと言わんばかりに
カミさんは木で鼻をくくったように
言い放つけど…

そんなことくらい
僕だってわかってるさ…

カミさんは
僕の坐骨神経痛の朝のヒドい状況
まったく理解してくれてないから…

もっとも
いまさら理解してほしいなどとは
コッチも思ってないけど…

ジジイの好きなようにさせてくれよ
横槍なんか入れずに…



2〜3分の踏切での長い足止めがあったから
今日はこのペースで充分だろう

暑くてそこそこバテた割には
タイムはそれほど悪くもなく…


コンパネベッドに変えてから
寝ているときは坐骨神経痛も痛くて
かなり寝苦しいのだが…

日中は痛み止めがやたら効くようになって
もちろん痛み自体は無くならないけど
走ったり庭いじりや草むしりも
それなりにこなせるようになって…

朝から夕方まで
地獄のような炎天下のもとで
走って庭いじりも草むしりもして
汗だくになりながら
死にそうな思いで一日が終わるけど…

なんのこれしき…
大したことないさ

肺ガンで死んでしまった友人を思うと
走れるうちは意地でも走ろうと…

なんなら
走ってるときに心臓発作かなんかで
倒れて急死したって…

むしろそれが本望かも…

その瞬間は
いろいろとみんなに迷惑かけるけど
ヨボヨボの認知症になんかなって
長生きするよりはよっぽどマシだと…










そんな僕の思いを
感じる何かが妹にあったのだろうか?

この暑さの中でまさか走ってる?と
久しぶりにLINEでの連絡が…

もちろん走ってるよ!と返信

妹も世間の噂や情報に踊らされるタイプで
熱中症警戒アラートが出たりすれば
出来の悪い兄貴を心配してるのだろう
走ってて倒れないかと…

小さい頃から
何かと姉や妹に心配をかけてきた
不肖の長男だったから…

特に高校生になった頃から
それまでマジメ人間だったのに
一気に不良に180度の変わりようだったし…

大学もとある事情で中退してきたり
親の大反対を押し切って
いまのカミさんと結婚したり
節目々々の大事なときに限って…

そんな妹の積年の想いが
僕にはよくわかる

バアさんが亡くなってからは
バアさんの役目をするのが妹で…

熱中症警戒アラートなんかへでもないさ
なんのこれしき…と送ると…



持つべきは
血の繋がった妹か?

そうかもしれない

ひょっとすると
僕がいま死んだりしたら
一番悲しむのは妹なのかも…

そんな気がして…

でも
僕も妹もすでに還暦はとっくに超えた

死が訪れるのも
そう遠くはない

彼女は
まだ子どもたちが片付いてないから
そう簡単には死ねないだろうけど…

まぁ人生いろいろさ

たとえ隣の芝生が
勢いよく茂って青く見えたとしても…

本当は何が良くて何が悪いのか
誰にもわかりはしないのさ…

あえて
抗がん治療を受けなかった友人が
どんな思いでその道を選択したのか…

実際は
本人にしかわからないんだと…

そう思いながら
笑ってる彼の顔しか
いまは思い出せない…

天国でも笑ってるだろうか?