おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

憧れのハワイ・マウイ島の旅22古都ラハイナ散策①『ウォーターフロント』

2020-08-24 05:41:38 | 旅行
オアフ島ホノルルがハワイの首都とされる1845年まで栄えた都市がマウイ島の「ラハイナ」。「ラハイナ」とはハワイ語で「残酷な太陽」という意味で、その名の通り強い日差しが降り注ぐエリアです。

ラハイナ散策のスタート地点は、『ウォター・フロント』で一番目に付く大きな「バニアンツリー」が目印です。高さ約18mの大きな茂みが涼しい木陰を創り出しています。



この「バニアンツリー」とはベンガル菩提樹とも呼ばれるクワ科の植物で、ハワイの公園などで多く見られるイチジク属の樹木です。



一見すると何本もの木かあるように見える「バニアンツリー」だが、実際には一本の「バニアンツリー」で、大きく横に広がった枝から気根と呼ばれる長い根を伸ばし、地面に届いたものが幹となって成長していくためこのように見えます。



「ラハイナ・バニアンコート」の「バニアンツリー」は、マウイ島ラハイナのキリスト教布教50周年を記念して1873年に植樹されたもので、現在高さ18m、2700㎡の木陰をつくるハワイ州では最大の「バニアンツリー」といわれています。



そして「ラハイナ港」の前に建ち、アメリカ系のホテルチェーン、ベストウェスタンの傘下となった「ベストウエスタン・パイオニア・イン」はマウイ島で最古のホテルとして知られています。ハワイがアメリカの準州となった1901年に創業。



1960年代まで「パイオニア・イン」はラハイナ唯一のホテルで、ラハイナのランドマークとしてラハイナが捕鯨で栄華を誇った頃の佇まいを残し、過去にはハワイ王国最後の女王リリウオカラニや、アメリカの大作家マーク・トウェインなどが宿泊しました。



続いて「パイオニア・イン」の近くの海にある古代ハワイから神聖な石とされ、この石の上でハワイ王家の女性が子どもを産んだといわれている『ハウオラの石』があります。



ラハイナ港の岸から1mほどの海面にある椅子のような形の石は、古代ハワイでは神聖なものと考えられていました。



ラハイナがハワイの首都だった14~15世紀当時はハワイ王家の女性がこの石の上で子供を産んだといわれ、一般民にはカプ(禁止区域)だったといいます。



1810年にカメハメハ1世がラハイナに住まいを移し、彼の長男リホリホがカメハメハ2世として即位すると、ラハイナの街は正式にハワイの首都となり、「ラハイナ港」はハワイの主要な港となりました。この年初めてアメリカの捕鯨船がラハイナ港に来港すると、1840年頃までラハイナはアメリカ捕鯨船団の基地となり、ますます栄えていきました。


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