石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

5月5日の足利市石仏巡り記

2007年05月06日 | Weblog
 昨日、5月5日も栃木県内の行楽渋滞を嫌って足利市へ石仏巡りに行きました。結局は、この連休中に連続して3回も足利市へ行ったことになりますが、それもこれも国道293号線は全く渋滞無く通行できるからにほかなりません。
 ところで今回も、あと一歩を西へ踏み出せばそこは桐生市という小俣町でも西はずれの握沼川を越えた上濁沼地区へ入りました。お陰で、この周辺の石造物はほぼ終了しましたが、相変わらず庚申塔群の紀年銘のない自然石文字塔は全てを記録せずに気に入った物だけに終わってしまいましたが…。その後も午前中は、小俣地区の取りこぼし碑塔を探し歩いて、それなりに成果を上げることが出来ました。この時点で、今日の目的は達成です。山裾に咲き誇るフジの花を眺めて、車一台が通れる道を入って、どこかに隠れている碑塔を探し回りました。
 お昼は、暫くぶりに隣の葉鹿町へ入り、昨年4月に多摩石の皆さんと訪ねた篠生神社へ行き、木陰で美味しく取りました。それにしても、今日は真夏のような暑さである。そろそろ、県南部の碑塔巡りは終わりにして、これからは県北へ駒を進めようかと、ひんやりする石のベンチに横たわって考える。
さて、そんな庚申碑塔群を背にして昼食を取るも、その後の昼休みには全てを記録し終えていない碑塔群の中の、これも気に入った幾つかの庚申塔を記録にとって時間を過ごしました。篠生神社をあとにして、これまたこれまでに何度も来ている葉鹿町内の無量院や光泰寺、加えて日枝神社を訪ねたりして意味もなく同じ庚申塔などの写真を撮って過ごす。 せっかく足利まで来て、こんな同じ事をしていて良いのかと自問自答し、それから東光寺を訪ねました。この東光寺入口には、庚申塔を始めとして沢山の碑塔が並んでいるので、今日はその全てを真面目に記録を取ることにしたのです。ここで、1時間以上も過ごしてしまい、時計を見ると早くも午後3時半を廻っている。少なからず遊びすぎたが、あとは往路を辿りながら取りこぼしをしていた碑塔を調査しようと、まずは緑町の八雲神社へ行って庚申塔2基と牛頭天皇の灯篭1基を記録する。そして最後は、新山町の山裾に祀られているバンザイ型六臂青面金剛像等を訪ねてからのんびりと帰宅する。なお今回も、特別に皆様に紹介する様な画像はあまりありませんから、来週にHPの方は期待していてください。それでもあきる野市のT様、新山町の庚申塔を見ているか否か分かりませんので、案内図と一緒に掲載しておきます。見ていないことを半分期待しながら(^o^;)


来週12日の土曜日は、東京方面から3銘様を宇都宮駅に出迎え、今年初めての那須方面馬頭観音巡りである。ここしばらく続いた東京の橋口氏が都合で来られないので、恒例となっている春秋2回の馬頭観音巡り、今年は独りで行こうと思っていたら、東京の加地さんが馬頭さんに興味があるので行きたいということになり、同行者が自然発生的に生まれたことになる。折角東京から来られるのだから、馬頭さん以外に東京方面の方が滅多に来られない地区の面白い碑塔も道すがら見せてあげようかと、これからその計画でも作成しようと思っています。どうぞ、今度も土曜も晴れますよう…。
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