快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 西太平洋の空白期

2016-01-25 21:35:02 | 地震 津波
 インドシナ半島以東、インドネシア以東から西太平洋(つまり日付変更線以西の太平洋)では、M7.0以上の地震が発生していないのがもう2ヶ月以上になります。
 最後に発生したのは、11/18のソロモン諸島でのM7.0の地震で、地震多発区域である西太平洋でこれだけの空白期はやや長いと見られ、いずれ静寂は破られるのでしょう。
 1/14には、 M7.0に多少近い、浦河沖 でM6.7 最大震度5弱 の地震が発生しているので、ややストレスは解消されているのかも知れませんが、これも決め手になる程の規模でもありません。
 最近は積雪が多く、屋根などに雪が積もって耐震強度が通常より落ちているエリアが多いと思われるので、いずれ地震が来ると言うなら、何とか雨が降って雪が解け、屋根から少しでも雪が無くなってくれてからの方が良いのですが、それまで持ってくれるでしょうか。
 環太平洋では1/24 19時30分ごろ アリューシャン列島 M7.1と言う大き目の地震がありました。
 このままアリューシャン列島の西域やカムチャッカ半島などに大きめの地震が多発するようになるのかどうか? と言う所ですが、木村名誉教授の反時計回りルートで移動するにしては、今回の地震は少しペースが速過ぎのような気がするので、もう少し様子見なのかも知れません。
 当ブログで以前に記事にした「両回りの法則」通りになるのだとしたら、ニュジーランドからソロモン、バヌアツあたりでも大きめの地震が多発してくるはずで、更にこれとアリューシャン列島の西域やカムチャッカ半島の地震多発で日本を挟み込むような状況になったらやや注意かも知れません。
 時計回りと反時計回りは同じペースとは限らない事もあるはずなので、これも想定しておく必要があると考えています。



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