快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  羽田空港滑走路での衝突事故を考える

2024-01-04 13:53:19 | 道路と交通
 一昨日は能登地方に救援物資を運ぶ為に離陸しようとしていた海保の固定翼機がJALの旅客機と滑走路で衝突すると言う事故が発生してしまいました。
 事故原因については調査中との事ですが、管制塔とのやりとりは記録されているため、かなり調査が進むのではないかと思えます。
 現時点で公開された情報では次の通りです。

管制塔から海保の固定翼機へ:
「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。」
海保の固定翼機から管制塔へ:
「滑走路停止位置 C5に向かいます。1番目。ありがとう。」

 これ、管制側は外国便などの外国人パイロット達と同様に交信するはずなので国際標準に従った英語表現で言っているのでしょうから、管制側には確かに非は無いのかも知れません。
 ただ素人からだと
「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。」
と言うよりも
「1番目。C5を地上走行してC5上の滑走路停止位置で停止してください。」
の方が正確に伝わりやすい感じもしますがどうでしょう。
 自動翻訳では
「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。」
は、
「First. Taxi to the runway stop position on C5.」

「1番目。C5を地上走行してC5上の滑走路停止位置で停止してください。」
は、
「First. Taxi C5 and stop at the runway stop position on C5..」
となりました。
 果たして実際にどのような英語で交信がなされたのでしょうか?
 因みに「 runway」は「滑走路」の意味となるのが普通なのでC滑走路なのかC滑走路に出入りするただの進入路なのかの区別がつかないケースが仮に有るとすれば、
「C滑走路に入り、C5の停止位置の所で停まっていて下さい」と誤解してしまったのでしょうか? いや、そんな事は有りえない?
 真相は今の所わかりません。
 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。