仕組みとアプローチ － 週４日程度だけでもテレワークなら通勤電車はかなりゆったりできるはず

　テレワークについては賛否両論あるようですが、アンケートを取るとテレワーク導入でやはり良くなったと言う意見も多いようです。
　完全にテレワークと言うのもすぐには無理かも知れませんが、しかし大都市中心部への通勤者が平均で週４日程度だけでもテレワーク可能で、更に時差出勤も併用したならばそれだけで通勤電車はかなりゆったりできる事になり、感染リスクが減るだけでなく通勤する時に十分座って行ける状況になるかも知れません。
　また以前に書いた通りで、「テレオフィス」と言う手も有ります。
　一応就業先には通勤するのですが、それは郊外や遠隔地で従業員の自宅からすぐ近くとか、ならば通勤時の感染リスクがより少なくなり、更に通勤の負担も減り、そして雇う側も通勤費も節約できる事になります。
　更に例えば今は苦境の外食産業なども遠隔地なら土地が安い為、店舗を広く取れてソーシャルディスタンスの確保や、仕切り板の設置なども現実的に可能となるケースも多いと思われます。
　何しろ今は空地空家が郊外や遠隔地で激増している状況です。
　今後、国や自治体や金融機関が再度大都市集中に回帰しようとするのか、それとも方向転換がなされるのか、定かではありませんが、テレワークやテレオフィスのメリットは膨大だと考えています。
　東京都で言えば、そもそも地形が現状のように健全な発展には適していないからこそ狭い土地に集中してしまって、混雑する通勤電車やバスなどに乗らねばならなくなったのではないでしょうか。
　例えば元々、東京都が圏央道あたりをベースに構成されていたならば、無理の無い発展ができていたのではないかと思っています。