打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

チョココロネの挑戦

2016-02-17 19:35:58 | 徒然
コンビニに寄ったら新商品としてチョココロネが売られていた。チョココロネなんてもう何年も、いやヘタしたら十年単位で食べていないのではなかろうか。しかしいい年した男がチョココロネなどを買って良いのだろうか。レジに出したら、店員さんの表情が固まるのではないか。たった一瞬のこわばりでも私は見逃さないもんね。

特に問題もなく購入可能。小走りで帰宅する。チョココロネを持っていると通行人にバレたらエライことだ。さあ、もう誰にも見られることはないぞ、ゆっくりとチョココロネを摂取しようじゃないか。

じっくりとチョココロネを見回してみた。チョココロネとはなんと挑戦的な奴だとしみじみ思う。おそらく細い方がしっぽで、チョコが漏れている部分が口腔部と推測する。昔はモスラっぽいなどと言われていたらしいが、こんなにぽっかりと大きな口を開けている姿はモスラよりも破天荒な印象を与える。みんなもチョココロネをじっくりと観察してみるといい。もしかしたら動き出すかもしれない。

チョココロネを手に持ってみる。ここでふと思う。チョココロネとはどうやって食べるものだったかな、と。いきなり頭部を食いちぎっても良いだろう。しかし私の数少ないチョココロネ人生を振り返ってみれば、しっぽの部分にはあまりチョコが詰まっていなかった気がする。頭から食べ始めて、しっぽにチョコが入ってなくてがっかりしたことも芋づる式に思い出した。

ここは一つ、しっぽの部分を千切り、口腔から漏れているチョコにひたして食べてから、悠然と頭部から食べるのがベストだろう。チョココロネはバネに似た形をしているので、非常に千切りやすい。では……としっぽを千切った瞬間のことである。

あっ。しっぽまでチョコが入っている!!! いかん、千切った部分からチョコが垂れて……ああ、床に……ティッシュ……手元には鼻セレブしかない。ああ、もったいないけど仕方ない。

まったく最近のチョココロネは進化したものだ。チョコがたっぷりと詰まっている。きっと開発した人は、私のようにしっぽにチョコが詰まっていないことを嘆いた過去があるのだろう。きっと自分のような哀しみを他人に背負わせたくなかったやさしい人に違いない。

それはさておき、久しぶりのチョココロネは大変美味だった。テンションが上がる。
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