そういえば鳥山明先生の『サンドランド』が映画化してるんですよね。
なんで今さらサンドランド？ というのが正直な感想です。たしかにサンドランドは短期集中連載でキレイにまとまってるいい作品ですが、サンドランドには映像化するにあたって大きな弱点があると私は睨んでいます。
それはカワイイ女の子が出てこないということです！！ もう一回言いますよカワイイ女の子が出てこないのです！！ メインキャラの3人が子供・おっさん・爺さんですよ。ドラクエ３でいえば男勇者・男僧侶・男魔法使いだけで冒険に出るようなものです。は……華がない。これでうわぁ観に行こうとなる人はなかなか居ないのではないでしょうか。
鳥山先生の描く女の子ひじょうにかわいい。その大きな武器を使わずに先生が好きなカッコいい爺さんとメカを前面に押し出したサンドランドはある種の実験作品のように私には見えるのです。ただの漫画好きが何を言うかとお思いでしょうが岡目八目という言葉もありますし。
個人的にはサンドランドよりもドラゴンボーイを映像化して欲しかったな。ドラゴンボールのプロトタイプといった関係でとてもおもしろい作品です。
