『ダンジョン飯』第六巻感想

Amazonのおすすめメールが届きました。『ダンジョン飯』の六巻が出たとのこと。

おお、発売されたか！　とすぐに電子書籍で購入。本当にねえ紙の本だと福岡に来るまで最低でも二日かかるからね。電子書籍だと一瞬で読めるからありがたい。あと部屋の容量を食わないというのも素晴らしい！（本がいっぱい詰まった押入れを眺めつつ）

ファリンが救出されてからはずっと雑誌を購入していたので内容は知っているのですが、雑誌と読み比べてみると多少の補足が見受けられました。そういえばハルタ版では栄養のバロメーターが描かれていなかったんだなあって。

シェイプシフターの回、誰が誰のイメージで生まれたライオスたちなのか、単行本のおまけコーナーで明らかになると思っていたのですが明言はされませんでした。しかしうっすらと予測は付きます。アメコミ調のマルシルは、おそらくセンシのイメージだったのではないかと思うのです。

センシはマルシルが魔法に頼りすぎる所を不満に思っています。だからイメージのアメコミ調マルシルが「魔法を使うわよっ」とキンキン声で叫んでいたわけです。あと別の偽マルシルが開いた魔術書に「時間をさかのぼるまほう」とあります。時間をさかのぼる魔法の話が出た時、センシはドライアドを調べていました。なので少なくとも魔術書がテキトーだった偽マルシルはセンシのイメージではないと思うのです。

そしてマルシルから少し魔術を教わったライオスがあんなテキトーな魔術書をイメージするわけない（ライオスはコカトリスの回で魔術書を読んでいます）ので、多分チルチャックのイメージしたマルシルでしょう。というかライオスとチルチャックはそれなりにマルシルと付き合いが長いので、外見が本物と大きくずれるイメージはしないと思うのです。

なので図体のでかいライオスとぷっくりほっぺの可愛い偽チルチャックもセンシのイメージと推測します。可愛い偽チルチャックのピッキングツールが雑だったのは、センシが鍵開けなどの仕事を自分の専門外と感じているからだと推測します。逆に調理器具が変だった偽センシは同じく料理は専門外と考えているチルチャックのイメージではないか、と。

まあ、私の推測に全てなってしまいますが

ライオスのイメージしたメンバー

・魚人の卵を食べたことを知っているマルシルＡ
・首巻きがマフラーだったチルチャック
・兜の穴がないセンシ

マルシルのイメージしたメンバー

・ファリンっぽい雰囲気のあるライオス（「たまにいう人がいる」のを知ってるのはメンバー内ではマルシルのみ）
・お花を背負ったチルチャックB（「うちのチルチャックはもっとかわいい」）
・かっこいいセンシ

チルチャックのイメージしたメンバー

・食べねば、と目がイッてるライオス（センシはライオスの食の嗜好を「異常」とは考えていないので）
・魔術書がテキトーなマルシル
・調理器具が変だったセンシ

センシがイメージしたメンバー

・図体のでかいライオス（トールマンに馴染みがないのかも）
・アメコミ調のマルシル
・ぷっくりほっぺでピッキングツールが雑なチルチャック（チルチャック＝子どものイメージを持っている）


こうやって列記してるとマルシルとチルチャックがイメージするセンシが逆な気もしてきます。マルシルがセンシがかっこよすぎると指摘した時にチルチャックが「こんなもんだろ」と言っています。そこを素直に受け取るか、逆にマルシルが自分の考えに疑問を持ってしまうタイプなのかで大きく変わります。さてさて、いつかは正解は発表されるのか！？