先日、ラッキーなことに電子書籍版「スレイヤーズ」短篇集全巻を格安(格安と呼ぶにもおこがましい安値)で手に入れたので、寝る前に少しずつ読むようにしている。
読んでみれば、おお……Kindleペーパーからムンムンと漂ってくる90年代の香り。ジト目なんてフレーズは久しぶりに見たよ。今の中高生たちはジト目の意味がわかるのかしら。よくよく読み返してみればスレイヤーズは当時の王道ファンタジーのパロディ的存在だったことに気づく。長寿を誇るエルフたちの間で若ボケが深刻な社会問題になっているというネタには妙な説得力を感じた。
そして電子書籍版のスレイヤーズ短篇集は、嬉しい事に文庫版には掲載されていないイラストがかなり追加されている。倍くらいの量があるのではなかろうか。もしかしたら新装版とかには追加されているのかもしれないが、子どもの頃に私が買っていたバージョンには見覚えのないイラストが盛りだくさん。てっきり電子書籍版になったのを切欠にあらいずみるい先生が描き下ろししたのかとも考えたけど、絵柄は当時のるい先生のもの。
これは連載しているドラゴンマガジンに掲載されたが文庫版では割愛されていたイラストなのだと推測。文庫版ではイラスト一枚にページを一枚使っていたから、あまりたくさんのイラストを文庫版に載せるのはページの都合上できなかったのだろう。しかし電子書籍にはページの都合なんてものは存在しない。だから全てのイラストが掲載された……のではなかろうか。
しかし読みやすい。ジュニア小説(当時はそんな風に呼ばれていた)だからあたりまえか。でも子供だましではないところがいいね。
読んでみれば、おお……Kindleペーパーからムンムンと漂ってくる90年代の香り。ジト目なんてフレーズは久しぶりに見たよ。今の中高生たちはジト目の意味がわかるのかしら。よくよく読み返してみればスレイヤーズは当時の王道ファンタジーのパロディ的存在だったことに気づく。長寿を誇るエルフたちの間で若ボケが深刻な社会問題になっているというネタには妙な説得力を感じた。
そして電子書籍版のスレイヤーズ短篇集は、嬉しい事に文庫版には掲載されていないイラストがかなり追加されている。倍くらいの量があるのではなかろうか。もしかしたら新装版とかには追加されているのかもしれないが、子どもの頃に私が買っていたバージョンには見覚えのないイラストが盛りだくさん。てっきり電子書籍版になったのを切欠にあらいずみるい先生が描き下ろししたのかとも考えたけど、絵柄は当時のるい先生のもの。
これは連載しているドラゴンマガジンに掲載されたが文庫版では割愛されていたイラストなのだと推測。文庫版ではイラスト一枚にページを一枚使っていたから、あまりたくさんのイラストを文庫版に載せるのはページの都合上できなかったのだろう。しかし電子書籍にはページの都合なんてものは存在しない。だから全てのイラストが掲載された……のではなかろうか。
しかし読みやすい。ジュニア小説(当時はそんな風に呼ばれていた)だからあたりまえか。でも子供だましではないところがいいね。