武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

菅直人、政治音痴の汚名を着せられて。 中国の野望。

2010年11月21日 | 国際外交の真実

★菅直人と民主党。

今や弱体内閣と揶揄され、民主党内からも「表紙を代えろ」という声が出始めているそうな。
それにしても自民党の総理は1年交代の年替わりだったが、民主党は半年交代だというのは、政治の根源的な貧困と脆弱性を我々に突きつけている。

しかしながら衆院では、民主党が300余名の圧倒的多数を占めているから、菅はどうなっても、民主党政権はあと2年半続く。しかし民主党の誰がなっても半年の日替わり総理になることは間違いないだろう。なぜなら有力どころの岡田克也、前原誠司、野田佳彦、原口一博、海江田らの面々を見ても、今や、総理たる器ではないことは明白。少なくてもあと10年の修練が必要だ。つまり帝王学の練磨がないのだ。民主党は党の綱領もなく、極右から極左まで、そしてチンピラの寄せ集めの集団に過ぎぬ。
一方、一部に小沢一郎待望論はあるのだろうが、この人は政治的に終わってしまった。表向きは起訴議決になった瞬間、そして根っこの核心部では、日本の支配層から決定的に忌み嫌われてしまった。昨年12月の公然たる天皇と宮内庁長官批判の1ヶ月後、秘書ら3人が虚偽記載などという形式犯でいきなり逮捕され、その後、連続して小沢の致命的な政治と性事のスキャンダルが暴露されている。韓国の国家情報院の諜報部員である韓国女を側近秘書に長年登用していたこと、裏金、政党交付金の横流し、10億円を超える不動産投資、地検特捜部が2度も小沢を事情聴取しながら小沢の世田谷自宅を家宅捜査しなかった疑惑、青木愛との京都愛、そして何と小沢の政策秘書と青木愛の水戸一泊愛、さらに今月に入って海部俊樹が小沢一郎との確執を書いた「墓まで持って行くのはやめた」という暴露本が出るや、小沢のことがボロクソに書かれている。

さて少し話が長くなったが、今日の論点は、8・30の総選挙での308名の圧倒的勝利は、民主党の詐欺と騙しによるもので、その権力の正当性は全くないということに尽きる。

★航空自衛隊。
11月3日に行われた入間航空祭で、菅直人を厳しく批判した航空会の88歳の会長が民主党に怒っている。

「民主党政権では国がもたない」「こんな内閣は間違っている」。

会長は埼玉県の医師で、1962年、自衛隊の後援会組織の発足に関わり、1981年から会長を務めている。

「政権や政党は批判されるのが当たり前。これまでも自民党も批判したが、自民党から抗議はなかった。民主党からの非難については怒り心頭だ」。

★新潟市の中国総領事館。
中国政府が購入しようとした新潟市立万代小学校の跡地について、新潟市は売却を事実上凍結した。篠田市長は、「尖閣問題が起きて、日中関係が変わった」。
拍手喝采。やはり桜井よしこ女史の発言力は大きい。

「中国への売却について1000件以上の反対意見が電話やファクス、メールで市に寄せられた」という。

★中国と劉氏。
ノーベル平和賞の劉氏が、彼の罪を認める文書に署名するなら、釈放して国外追放処分にするとのバーターを中国当局から持ちかけられたが、劉氏は拒否したという。
劉氏の罪名は国家転覆罪だからな。本来なら、銃殺刑だと思うぞ。
中国ならやれる。

★中国政府公認のカトリック教。

中国でもカトリック教が公認されていたんですね。
ところがそれはニセ・カトリックだった。なぜならローマ・バチカンが認めていない。
だったら、「蚊取リック教」とでもすれば良いものを。
そして中国河北省のカトリック司教に、中国共産党の幹部・郭金才が任命されたというのだが、司教任命権を独占するローマ法王は、任命は不法だとして抗議した。
ところが中国は、「中国とバチカンの関係が損なわれたとしても、我々の問題ではない」。

実は中国にはバチカンに忠誠を誓う「カトリック教会」が存在するのだが、それは非合法の地下組織である。その信者数は約700万人であり、「中国・蚊取リック教」の500万人を上回っているそうな。
ふ〜む、カトリックの妙味は「隠れキリシタン」の忍従の極みに至福があるのかも知れぬ。アーメン。

中国とネット言論。

中国の反日デモに関して書き込みをした中国人女性が警察に拘束された。
その書き込み内容は、「反日デモで日本製品を壊すなんて何年も前にやった。刺激がほしいなら、上海万博で日本館を壊せばいい」。
しかしその日本館だが、万博では日本の国旗「日の丸」を掲揚できなかった。
そういう日本というのは国家の体を為しているのだろうか。他の国のパビリオンにはそれぞれの国旗が当然に掲げられていたのだが。
さて、この書き込み女性は、「社会秩序かく乱」罪で1年の収容所送りになったという。

「頑張れ日本、全国行動委員会」。
田母神俊雄
、大阪市内で中国への抗議デモを行った。デモは関西では初めて、約3300人が参加した。

「中国の侵略を許さない」、「日本の領土と主権を守り抜く」と訴え、ミナミまで3キロをデモッタ。日の丸を手にした家族連れや学生の姿が目立ったが、ネットの呼びかけで参加したという。 そして中国の国旗は焼かなかったぞ。

(ムラマサ、鋭く斬る

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