ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No718 ”デストロイヤー”・リチャード・ホール(米)vsアンソニー・ビゲニ(ニュージーランド)

2007年03月06日 06時47分53秒 | ボクシング
(WBA世界L・ヘヴィー級暫定王座決定戦)
 R・ジョーンズJrが防衛戦を行えない為に決定した暫定戦、191cmのスラリとした長身のジャマイカンで2位のホールとズングリ型の白人7位のビゲニという対照的な2人の戦いだ。
 初回ホールはジャブをリズミカルに出していくとビゲニも一生懸命上体を振って肉迫を試みるが、鞭の様に撓うホールのフックやアッパーを浴びてしまう。2Rビゲニは折角引っ付いてもホールのアッパーが顔面・ボディにヒットしてペースを奪うとビゲニの手数が減ってガード一辺倒となる。
 3R中間距離での打ち合いの中ホールの左ストレートがヒットしてビゲニがダウン、その後も一方的に打たれビゲニがロープに詰まった所でレフェリーが試合をストップし、好素質のホールがTKOで王者となりました。
 重量級でOPBF圏の選手が世界に挑戦するだけで私などは応援するのですが、暫定決定戦とはいえ両者の力量の違いに試合終了直後のブーイングが力の差を表していました。
 またホールもこの日の様な戦い方が出来れば正規王者ジョーンズにも十二分に戦える戦力の持ち主なのでは?