沖縄波乗り(だけじゃない)日記

沖縄波乗り日記。波乗り以外も書きます。

バックウォッシュとパワーコード

2008年09月01日 20時12分51秒 | 波乗り
HOLYの波乗り列伝の昨日の記事で「バックウォッシュ」というがあって、ちょっと思い出したことがあったので書いておく。

はじめに波乗りしてない人のためにバックウォッシュの説明を簡単に書きますね。打ち寄せる波で陸側に運ばれた海水は、普通はチャンネルといわれるやや地形が深くて波の割れていない場所から沖に戻る。でも時々地形とか潮とかウネリの向きとかいろいろな要因でその海水のサイクルがうまく回らなくて波が押し寄せている同じ場所から沖に戻ろうとすることがあって、そうなると海水同士の正面衝突みたいなことが起こって波乗り的には非常によろしくないラフな水面になるんだけど、そういうふうにブレイクポイントに陸側から戻ってくる水の流れとか小さなウネリをバックウォッシュと呼んでいる。

でこのバックウォッシュだけどなんでバックウォッシュって言うのかなって考えたことがあった。それまでは特に気にしないで「ちょっとバックウォッシュ入ってきちゃって良くないねぇ」とか使っていたんだけど、「バック」は水が逆方向に戻ってきちゃうからなんとなくそういうイメージだけどなんで「ウォッシュ」?と思った。でもよくよく考えていたらハッと思いついたんだけどこの「バック」って背中の「バック」じゃないのか?「バックウォッシュ」つまり「背中洗い」。サーファーは普通は沖に向かって板に座って波待ちしているから陸側から水が戻ってきて小さくざわざわとブレイクしたりするとちょうど座っている背中に水がかかる。だから背中を洗うという名前を付けたんじゃないの?というふうに思ったんだけどどうですか?今度アメリカ人のサーファーん聞いてみようかな・・・みんな知らなそうだけど・・・。

ついでにもうひとつ。最近はリーシュとしか言われなくなったパワーコードだけどこれも良く考えたら電気製品の電源コードだよね?アメリカの電気製品のコードはやたらぶっといのが多いんだけどこれもそれに似ていたからそう呼んだのか、はたまたホントにはじめは切れなさそうな電源コードを使ったのか?そんなわけ無いか・・・。まあ黒くて似てたんだろうなきっと。