「渇き」
新宿武蔵野館にて。
監督・脚本パク・チャヌク
ちょっとした話題を呼んでいるのと、主演女優さんが好みのタイプなので観にいって参りました。
ちょいとあらすじ・・。
主人公のサンヒョン神父(ソン・ガンホ)は、病院で重病の患者さんたちを看取ってきたが、そんな毎日に疲れ果て、無力感を募らせていた・・。
サンヒョンはそんな毎日にけりをつけ、アフリカにあるウィルスのワクチン研究所へ向かった。自らを実験材料として提供するためだ。
問題となっているウィルスを体内に入れられたサンヒョンは発病し、ほどなく死亡したが、正体不明の輸血を受けて奇跡的な復活をする。
韓国へ戻ると、奇跡の復活を遂げた神父は大変な歓迎を受けた。がしかし、神父の体内では異変が起きていた。サンヒョン神父は人の血を飲まなければ生きていけない、ヴァンパイアになってしまったのである・・。
そんな時、神父は、友人ガンウ(シン・ハギュン)の妻であるテジュテジュ(キム・オクビン)に出逢う・・。
という感じでお察しの通り、神父とテジュはこの後、燃え上がるような禁断の恋に堕ちてゆくのであります!
なにせヴァンパイア神父と人妻ですから、道ならぬなんてもんじゃない!
しかし観ていて、「神父さんをヴァンパイアにする必要ってあるのかな~・・??」と疑問を感じっぱなしでした。
普通の神父さんのままでも充分、というか私的には普通の神父さんのほうが普通に感情移入できたかな~・・と感じたりしました。
それはさておき、人妻テジュを演じたキム・オクビンですよ!!
演技も上手いし、何よりくるくる変わる表情が素敵もうすってきって感じですよ(^^♪!
童顔ですが、ソン・ガンホとのラブ・シーンも見事にやってのけ、新しいスター誕生の予感であります!
何でも彼女は本作の演技により、2009年シッチェス・カタロニア映画祭で主演女優賞を受賞したそうであります。
結構笑えるシーンもあるのですが、映画全体としては、何か哲学的で(パク・チャヌク監督が哲学を学んだ方らしいです)、ハリウッド映画のような爽快感は残らないですな・・。
でも、こういう系(ってどういう系だよ!)が好きな方には興味深いテーマの映画なのではないでしょうか・・。
ひきばっち的満足度★★★
新宿武蔵野館にて。
監督・脚本パク・チャヌク
ちょっとした話題を呼んでいるのと、主演女優さんが好みのタイプなので観にいって参りました。
ちょいとあらすじ・・。
主人公のサンヒョン神父(ソン・ガンホ)は、病院で重病の患者さんたちを看取ってきたが、そんな毎日に疲れ果て、無力感を募らせていた・・。
サンヒョンはそんな毎日にけりをつけ、アフリカにあるウィルスのワクチン研究所へ向かった。自らを実験材料として提供するためだ。
問題となっているウィルスを体内に入れられたサンヒョンは発病し、ほどなく死亡したが、正体不明の輸血を受けて奇跡的な復活をする。
韓国へ戻ると、奇跡の復活を遂げた神父は大変な歓迎を受けた。がしかし、神父の体内では異変が起きていた。サンヒョン神父は人の血を飲まなければ生きていけない、ヴァンパイアになってしまったのである・・。
そんな時、神父は、友人ガンウ(シン・ハギュン)の妻であるテジュテジュ(キム・オクビン)に出逢う・・。
という感じでお察しの通り、神父とテジュはこの後、燃え上がるような禁断の恋に堕ちてゆくのであります!
なにせヴァンパイア神父と人妻ですから、道ならぬなんてもんじゃない!
しかし観ていて、「神父さんをヴァンパイアにする必要ってあるのかな~・・??」と疑問を感じっぱなしでした。
普通の神父さんのままでも充分、というか私的には普通の神父さんのほうが普通に感情移入できたかな~・・と感じたりしました。
それはさておき、人妻テジュを演じたキム・オクビンですよ!!
演技も上手いし、何よりくるくる変わる表情が素敵もうすってきって感じですよ(^^♪!
童顔ですが、ソン・ガンホとのラブ・シーンも見事にやってのけ、新しいスター誕生の予感であります!
何でも彼女は本作の演技により、2009年シッチェス・カタロニア映画祭で主演女優賞を受賞したそうであります。
結構笑えるシーンもあるのですが、映画全体としては、何か哲学的で(パク・チャヌク監督が哲学を学んだ方らしいです)、ハリウッド映画のような爽快感は残らないですな・・。
でも、こういう系(ってどういう系だよ!)が好きな方には興味深いテーマの映画なのではないでしょうか・・。
ひきばっち的満足度★★★
キム・オクビンさんは童顔であの大胆な演技はこれはもうドキドキです。私の中でも今後注目の女優さんになりそうです。
本当にそう思います(苦笑)
特に、ソン・ガンホさんの他の作品を観たことがない私にとっては、何か彼がコメディアンに見えてきてしまうのです(笑)
キム・オクビンさんは大発見ですね(^^♪
同じ韓国映画「チェイサー」で、監禁された役をやった(名前失念いたしました)女優さんといい、このオクビンさんといい、韓国映画界には新星が誕生していますね(^^♪。
どろどろぐちゃぐちゃしてる系w
いろんな面を演じてたキム・オクビン、注目ですね。
韓国映画はこういう意外性のある女優さんが多いんで楽しみにしています。
いつもトラックバック有難うございます!
>こういう系 好きです(笑
そうでしたか!やはり、人それぞれですよね~。
私は最近の韓国映画では「チェイサー」や「母なる証明」で度肝を抜かれっぱなしです(笑)
キム・オクビンいいですね(^^♪
個人的にも好みです(笑)
今後の活躍から目が離せませんね!
P.S.貴女のブログをブックマークさせて頂きます~。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m ひきばっち。
なるほど~、たしかにそうですね~!
映像がなにか“有機的”な湿った感じがするんですよね~。
ガンウの家でマージャンをしているシーンも、常に懐メロが流れていたり・・。
パク監督のこれまでの作品を観てみたくなりました。
TB&コメントありがとうございました!
コメントが遅くなりすみません
ひきぱっちさんは苦手なジャンルのようですね。私はこういう作品、結構好きなんですよ!
韓国映画、かなりグレイドが高いですね。
爽快感はありませんが、そこがまた好きです。
私は、避けているわけではないのですが、あまり韓国映画を多くは観たことがないんですよ。
ですので、ソン・ガンホさん出演の「グエムルー漢江の怪物ー」や「殺人の記憶」も未見(全然自慢にもなりませんが)で、初めて本作を観たので、血をチューチュー飲んでいるシーンなどは「う~む・・これはどうとらえればいいんだ・・??笑ったら失礼なのかな・・??」
などと、見当違いの心配をしたりして・・。
韓国映画、奥が深いっす!