「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」
太宰治原作の作品です。
主人公、佐知を演じる松たか子が、イイんですよ!
松たか子さんて、あまり視野に入ってなかった(要はファンではなかった)のですが、この作品を観て、俄然、ファンにならせていただきました(^^♪!!
才能がありながら、酒、女、と放蕩を続け、借金まで作ってしまう夫であり作家の大谷(浅野忠信)を、佐知は支え続けます・・。
佐知という役はとても難しい役所だと思うのですが、松さん見事に演じ切っておられましたね!
目に力があるんですよ、松さんは。
作家、大谷を演じた浅野忠信の「泥酔シーン」は見事でした。でも私的には
「母べえ」で演じた“山ちゃん”のほうが良かったなぁ・・。
根岸吉太郎監督がこだわったという、戦後の商店街や飲み屋のセット(オープンセットなのかもしれません)が非常に効果的で、作品のグレードを上げておりました。
ストーリー中盤から登場する、大谷の愛人・秋子を演じた広末涼子も、佐知に対しての勝ち誇ったかのような鼻持ちならない仕草など、上手だなぁと思って観ちょりました・・。
映画全体としても、スゴくバランスがとれていて、観ていて最後まで飽きなかったですね。脚本(田中陽造さん)がしっかりしているんでしょうね。
要所、要所で流れる音楽も効果的でした!
余談ですが、松たか子と広末涼子って、月9のドラマ「ロング・バケーション」で共演してるんですな・・!
16年位前で、絡むシーンも無かった(よく覚えているでしょう!何回もレンタルして見てますので。マイ・フェイバリット・ドラマです!!)ですが・・。
太宰治原作の作品です。
主人公、佐知を演じる松たか子が、イイんですよ!
松たか子さんて、あまり視野に入ってなかった(要はファンではなかった)のですが、この作品を観て、俄然、ファンにならせていただきました(^^♪!!
才能がありながら、酒、女、と放蕩を続け、借金まで作ってしまう夫であり作家の大谷(浅野忠信)を、佐知は支え続けます・・。
佐知という役はとても難しい役所だと思うのですが、松さん見事に演じ切っておられましたね!
目に力があるんですよ、松さんは。
作家、大谷を演じた浅野忠信の「泥酔シーン」は見事でした。でも私的には
「母べえ」で演じた“山ちゃん”のほうが良かったなぁ・・。
根岸吉太郎監督がこだわったという、戦後の商店街や飲み屋のセット(オープンセットなのかもしれません)が非常に効果的で、作品のグレードを上げておりました。
ストーリー中盤から登場する、大谷の愛人・秋子を演じた広末涼子も、佐知に対しての勝ち誇ったかのような鼻持ちならない仕草など、上手だなぁと思って観ちょりました・・。
映画全体としても、スゴくバランスがとれていて、観ていて最後まで飽きなかったですね。脚本(田中陽造さん)がしっかりしているんでしょうね。
要所、要所で流れる音楽も効果的でした!
余談ですが、松たか子と広末涼子って、月9のドラマ「ロング・バケーション」で共演してるんですな・・!
16年位前で、絡むシーンも無かった(よく覚えているでしょう!何回もレンタルして見てますので。マイ・フェイバリット・ドラマです!!)ですが・・。
すっかり忘れてます(汗)
佐知がどんなに荒んだ生活をしていてもどこか品があったのは、松さん自身の持って生まれた物が滲み出ていたからでしょうね~。
松さんの佐知はハマり役でしたね~
凛とした美しさと可愛らしさがあって綺麗でした。
個人的には浅野さんの大谷がツボでした。上手かったなぁ~ダメダメなんだけど可笑しさが滲んでいたと思います。
脚本も素晴らしかったし、この映画の醸し出す世界観が大好きです♪
「おっしゃってる意味が解りません!」
「そんな精神論、意味がないと思います」
とか言ってましたよぉ~・・・!
でも、キムタクと自転車二人乗りして、家まで送ってもらう役なんですけどね・・・。
それはそうとして、松さんは“凛”としていましたね~
「Kー20 怪人20面相」でもそうでしたが、どことなく気品が漂うんですよねぇ・・・。
浅野忠信は、大谷の持つ“危うさ”や、“母性本能をくすぐる何か”を見事に表現していたと思います。
妻夫木くんとの屋台での泥酔シーンは恐れいりましたm(__)m。
本当に観ていて酔いしれるようないい作品でしたね
松たか子さんのしっとりとした美しさはよかったですね。
おっしゃるとおり彼女の役はなかなか複雑で
演じるのが難しいと思いますが
上手に演じていましたね。
大谷役の浅野さんも駄目ぶりが魅力的でした。
「ロンバケ」当時ハマっていましたとも!
そうそ,覚えておりますよ。広末さんの役。
あんまり出番はなかったけど生意気な生徒役で
印象的でした。
松さんはあの頃はほんとに育ちの良いお嬢様役で
そんな役しかできないのかな?と思っていましたが
なかなかどうして大女優さんに成長されましたね。
これからもよろしくお願いします。
そうなんですよ、ロンバケの頃の松たか子を思い出すと、正直言って、「この子は伸びないだろうな」とか(えらそうに)思っていましたよ!
しかしあに図らんや、「K-20怪人二十面相伝」あたりから、「う~む・・松たか子がいいなぁ・・」(えらそうに)。
そして、本作でこの演技と存在感ですよ・・。
イチコロでファンになってしまいました(笑)
次回作が楽しみです(^^♪!
こんにちは
コメント&TBありがとうございました。
松たか子、ほんっと目力あるんですよね(笑)
一応、ラブ・ジェネあたりから注目してましたけど
舞台見てから、余計にそう思うようになりました。
そうそう、ヒロスエってロンバケ出てましたね。
みんな結構意外なところで共演してるんですよね(笑)
ラブ・ジェネ、懐かしい~(^^♪!!
「てっぺい!」とか言ってましたね。
松さんの舞台をご覧になったですか!?
何と言う舞台だろう・・・?
次回作が楽しみな女優さんです
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
広末さんは『ロンバケ』や『ビーチボーイズ』の頃の
ショートカットのほうが可愛かったかな。^^
ボーイッシュな少女というイメージでしたね。
松たか子さんは時代劇や明治・大正・昭和(戦前戦後)の
上品で芯の強い女性役が似合う女優さんですよね。
広末さんは当時は、“中性的な魅力”がありましたね~!
松さんは和服が似合うんですよねぇ。
ヅラ物も似合うし・・。
現代劇以外なら全てOKですね(どういう理論じゃ!?)
浅野忠信は、ダメ男専門でしょうかね・・!?
いや、それくらい上手かったっちゅうことで・・(^^♪。
TB&コメントありがとうございました。
いいですよね。私は浅野さん目当てで本作を
鑑賞しました。大谷のキャラにハマってました。松たか子さんの献身な妻もいいですよね。
おっしゃるように何処か気品がある。着物が
似合うんですよね♪
作品によって、今回はダメな文筆家であったり、時代劇で雇われの用心棒で剣豪の浪人を演じたり、
私の大好きな「母べえ」では、片耳が悪いという理由で兵役を逃れた、丸眼鏡をかけた運動おんちの帝大生“山ちゃん”を見事に演じきったり・・・。
本当にスゴい役者さんです。
本作では、松さん演じる包容力のある妻と、浅野さん演じる才能はあるが基本的に駄目な亭主のバランスが絶妙でしたね(^^♪。
全く記憶にありませんでした~!
私は、昔から松たかこさんは好き♪
この役は新境地と言う感じで良く合ってましたね^^
雰囲気は好きですが、変な夫婦にただビックリな映画でした^^;
リンクありがとうございます♪
こちらからも♪
今後もよろしくお願いします~^^
もう16年も前ですもんね~。
私も遅まきながら、松さんのファンになりました!
来年公開の「告白」(湊かなえ原作)に主演するらしいですね。楽しみです!
リンク有難うございますm(__)m。
今後とも、宜しくお願いしますー(^^♪!
さすがは脚本を書く時にイメージしていただけはありますね。
物語が進んでいくに連れて変貌していく佐知のオーラには魅せられました。
映画祭で評価を得たのも納得ですね☆
そうなんですか!
それであんな見事にはまっていたのですね・・!
本当に“オーラ”と呼ぶべき堂々たる存在感でした・・。
浅野忠信が逆に見事に“情けなく”見えて、これはこれで堂々たる(?)ダメ夫でした(笑)
私はこの「ヴィヨン~」がとても良かったので、同じ太宰の原作で先刻上映していた「パンドラの匣」も観てまいりました。
機会があったらそちらも、いかがですか(^^♪。