(C)「時をかける少女」製作委員会2006
監督・原作 細田守
原作・筒井康隆
脚本・奥寺佐渡子
キャラクターデザイン・貞本義行
音楽・吉田潔
主題歌・奥華子『ガーネット』
VOICE CAST
紺野真琴・仲里依紗
間宮千昭・石田卓也
津田功介・板倉光隆
芳山和子・原沙知絵
グランドシネマサンシャインにて鑑賞致しました。
4DX的には、そんなに揺れたり、水出たりしないけど、作品が良いから、感動がありますね(^0_0^)
このアニメ版「時かけ」はずいぶん前にDVDで観て、あらすじは知ってたんですが、やはり劇場で観ると、イイですね!
この日の上映があったスクリーンの客席は、前から2列くらいは観づらいのでさすがにお客さんいなかったですが、その他ほぼ満席!友人と行ったのですが、危うく座席が取れないくらい、ギリギリでした。
ネタバレありますので、ご注意を。。。
この作品は、原作は筒井康隆さんの小説なのですが、映画のストーリー的には時代設定も登場人物も小説とは違っていて、「主人公がタイムリープする」っていうのと、「主人公が女性である」「主人公と、他に2人男子生徒が登場する」っていう設定以外は、細田守監督のオリジナルに近いのかなって感じでした(原作の小説では、主人公は高校受験を目前にした中学生の設定になってますが、このアニメ版と'83年の原田知世さん主演の作品、'97年の中本奈奈さん主演の作品、いずれも高校生の設定に変えてあります。2010バージョンは和子の娘・芳山あかりが主人公の高校生で、仲里依紗さんが演じています)
画像『裏旋の超絶☆塩レビュー』さんより
あらすじ的には、主人公の真琴は高校生。いつも千昭と功介とで、放課後にグランドでキャッチボールやフリーバッティングなんかして遊んでいる。。。
ある日、学校の理科実験室の物音を確かめに行った真琴は、ひょんなことから、時空間を飛び越える能力を身に付けてしまう。。。
美術館で古い絵などを修復したりしている、叔母の芳山和子(!)に相談に行った真琴は、それは「タイムリープ」というものだということを知る。
この「タイムリープ」の能力に味をしめた真琴は、色々な場面でそれを使い、時空間を飛び越えて、思うがままに暮らし始めるのだが。。。
という感じで、ストーリーが展開されてゆくのですが、出ましたね!芳山和子さん(^^♪元祖「時かけ」の主人公です!
映画の中では、「魔女叔母さん」と真琴が呼んでるだけで、この叔母さんが芳山和子さんだということは、ワタシ観終わってから知ることになるのですが。。。
彼女のデスクの横の棚には、本人とその脇に二人の男性が写っている写真が飾られています。ということは、両脇にいるのは、深町君とゴローちゃんなのかな。。。と、なんとなく感慨深いものがあります(T_T)
この作品、ストーリーの中のいろんなシチュエーションやセリフが、女性の視点からでないと醸し出せないような、新鮮な感覚があります。このアニメ版「時かけ」の後、映画「八日目の蝉」「おおかみこどもの雨と雪」などを手掛けることになる、奥寺佐渡子さんの脚本、イイなと思いました。
真琴を始めとする登場人物たちの心のゆらぎや移り変わりが、細やかに描かれていて、素敵な感じです。
真琴の仲里依紗さん、功介の板倉光隆さん、それぞれキャラクターを上手に演じていると思うのですが、千昭の声を入れた石田卓也さんが、「普段はちょっとルーズなんだけど、実は内面に熱い情熱のようなものを秘めている」みたいな感じのキャラクターをとてもウマく表現していて、イカシテルなと思いました(石田さんは映画「夜のピクニック」のトオル役を観て、イイ俳優さんだなと、思っていましたが、声優としてもとても素敵ですね(^0_0^))
画像『辰々のお薦め映画とベストテン』さんより
'83年の原田知世さんバージョンや、芳山和子の娘を仲里依紗さんが演じた2010年バージョンと、本作の大きな違いは、「原田知世さんが演じた主人公の場合はラストに、未来から来た深町君に関する記憶が、また、仲里依紗さんの2010年バージョンでは過去にタイムリープしていた間の記憶が、全て消される」のですが、このアニメ版では、主人公(真琴)の記憶は消されずに、残ったままでエンディングとなる点です。
とてもネタバレになっちゃうので、これから観る方は読まないでくださいなのですが、ワタシ的には、どれがいいとかじゃないんですが、本作は記憶が残って、未来の彼に「いつか走って逢いにゆく」で終わるので、爽やかな希望を感じさせるエンディングなのに対し、'83年版は、未来でバッタリ出会うのだが、記憶がないので、すれ違いになる、2010年バージョンは、中尾明慶さん演ずる亮太と主人公あかりとの想い出は、一本の8ミリのフィルムだけになる。。。なので、「切なさ」的には、'83年版と2010バージョンの方が切ないものがあるのかな、と、思いました。。。
(C)「時をかける少女」製作委員会2006
主題歌に関しては、'83年版と2010バージョンでは、ユーミン作詞、作曲の、あの『時をかける少女』が使われていますが('83版では原田知世さんが、2010バージョンではいきものがかりが歌っていました)、本作では奥華子さんの『ガーネット』という曲が主題歌になっています('97年版では、歌詞は『時をかける少女』なんですが、メロディを変えてありました)
青春をとっくに過ぎているワタシでも、観ている間、そして見終わったあとしばし、若い日の想い出に浸らせてくれる、とても素敵な映画でした(T_T)。。。
しかし、ラスト、タイムリープもう出来ないような気がするけど、どうやって「彼」に逢いにゆくんだろう??
ヒッキー的満足度★★★★☆
そうなんですよね~!
でも、私もあの「魔女叔母さん」が芳山和子って設定、気付かなかったです!
後日配信でまた観たんですが、真琴が訪ねていく場面で、アナウンスで「芳山和子さん・・・」って確かに言ってるのですが、これは気付かないです~(´∀`*)
でも、勘の鋭い人は、「タイムリープ」って言ったあたりで、ピンと気付くのかもですね~!
それにしても映画館の客席ほぼ満席でしたね~(^0_0^)
コメントありがとうございました(^^♪
『時かけ』4DX版で上映してたのですね😲
映画館ともなれば
迫力あるでしょうね\(◎o◎)/!
だいぶ昔に観た!それきり😅
確か、
何度か日常が繰り返されていたような‥
それがタイムリープ?
繰り返すうちに
少しずつ出来事が違ってたような🤔
いずれにしても青春ですよね~(≧∇≦)b🌸🎵
ヒッキーさんの見どころの1つ
これまで記憶が消されていたのに
この作品は消されていないエンディング🌸
心に残った淡い青春‥
切ない気持ち‥
居てた人が居ない‥
自分だけに残る記憶‥
そういう感じだったかな?🤔
何度も映像化されてる作品
凄いですね😆🌸✨🎵
映画館で観たんですが、お客さんぎゅうぎゅう詰め(+o+)
窓口で座席表見たんですが、既にほぼ満席で、二つ並んでいる空席がなくて、しょうがなくて友人と私、離れた席での鑑賞となりました!
土曜日だったせいもあるのと、この日は池袋の劇場だったので、いつもはたいがいUCとしまえんで観ることが多いので、直前でも席あるので、その感覚で行ったら、ほぼ満席でした(T_T)
この「時かけ」4DX今回は限定ロードショーで、上映している映画館の数が少ない上に、上映してても、一日2回とかで、観たいお客さんが集中してしまったんでしょうね~!
>何度か日常が繰り返されていたような‥
>それがタイムリープ?
そうですね~!
このアニメ版の特徴のひとつが、「序盤は、主人公がタイムリープを使って、むしろ楽しんでいる」という展開でしょうね~(^^♪
これ以外の「時かけ」では、私の知ってる限りでは、2010年の仲里依紗主人公の実写版で、自分で意図的にタイムリープしたってのがあるけど、「タイムリープ自体を駆使して、便利で笑いが止まらない」というストーリー展開は、このアニメ版だけの特徴かもしれませんね~(^0_0^)
>いずれにしても青春ですよね~
そう!!青春真っ只中(^^♪
「踏切の自転車のエピソード」を除けば、登場人物たちの悩みは、ほぼ恋愛に関すること、オンリー(^0_0^)まぁ、勉強もあるだろうけど、メインは恋愛でしょうね~。。。
ある意味では、羨ましいですね~(笑)
主人公たち以外を見ても、ボランティア部の女の子達も、真琴の友人の女の子も、みんな恋愛に悩んでいるという、まさに青春!!
>これまで記憶が消されていたのに
>この作品は消されていないエンディング
爽やかな、終わり方ですよね~(^^♪
未来に希望を感じさせる。。。
ワタシ的には、原田知世バージョンもしくは仲里依紗の2010年の実写バージョンの方が、好きかなぁ。。。
仲里依紗の実写バージョンは、切なすぎて辛いものがありますが(T_T)。。。
>心に残った淡い青春‥
>切ない気持ち‥
>居てた人が居ない‥
>自分だけに残る記憶‥
>そういう感じだったかな?
そうですよね~♡
自分だけが知っている、あの人の事を。。。っていう感じですよね~(T_T)
でも、本文にもチラと書いたのですが、タイムリープ全部使い果たしてるから、真琴はどうやったら未来の「彼」に逢えるんだろう。。って、オジサン心配だわ~。。。って感じです。。。(^0_0^)