ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「39-刑法第三十九条ー」

2008-12-31 13:07:08 | Weblog
刑法第三十九条 心神喪失者ノ行為ハ之ヲ罰セズ 心神耗弱者ノ行為ハ其刑ヲ減軽ス

東京、豊島区にて殺人事件発生。被害者は、 畑田修とその妻、恵。恵は妊娠中であり、胎児ともども腹部を
 
包丁にて切り裂かれていた。現場に落ちていた演劇のチケットを手掛かりに、包丁についていた指紋を照

合。劇団員の柴田真樹(堤真一)を逮捕するに至った。

国選弁護人として、人権派で知られる弁護士、長村時雨(樹木希林)が選ばれた。

裁判が始まり、第一回公判、裁判長が柴田に罪状認否を問いかけると・・被告は人格が豹変したように

意味不明の言葉をすごい勢いでまくしたてた。

それを見た長村弁護人は、「裁判長!被告人の司法精神鑑定を請求いたします!」

被告人、柴田真樹は司法精神鑑定にかけられることになり、鑑定医として、精神科医の藤代実行(杉浦

直樹)、その助手として同じく精神科医の小川香深(鈴木京香)が選ばれた・・。



この映画ほど見終わった後に考え込んだ映画はないかもしれない。
森田芳光だから作れたすごい作品である。
一人でも多くの方に見ていただきたい。

映画『39-刑法第三十九条ー』
脚本 大森寿美男
監督 森田芳光

出演 鈴木京香
   堤 真一
   杉浦直樹
   岸部一徳
   江守 徹
   樹木希林
   吉田日出子
   山本未来

(元のブログより)




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
メルさん こんにちは♪ (ひきばっち)
2009-11-11 13:57:16
この映画が封切りの頃は、ちょうどその「事件」の容疑者の精神鑑定が行われている時でした。3人の司法鑑定人が三者三様の結果を出したことを憶えています(そのうち「責任能力あり」が採用されました)。
この映画では、日本ではほとんど例を見ない「解離性同一障害」(多重人格)を取り上げた裁判を描いています。アメリカなどでは幼児期からの虐待により多重人格の症例はかなり多いらしいです。
この「解離性同一障害」をストーリーに取り上げたことが、物語りにサスペンス性をもたせる効果になっているのですな。
森田芳光・・・さすがだと思いました・・。
返信する
ありがとうございました♪ (メル)
2009-11-11 10:27:40
ひきばっちさん、こんにちは☆

これは本当にインパクトがある映画で
印象に残るものとなりました。
こんな展開になるとは思ってなかったので、そのあたりに意外性もすごくありましたし、ひきばっちさんが書いてらっしゃるように、この第三十九条って本当のところどうなんだろう?って考えさせられました。
この映画の存在すら知らなかったので(^_^;)
(CSで放映してくれたので、それを録画してだいぶ経った今頃見たんですが)
知らない人もたくさんいるかも?って思ったし、なるべくたくさんの人に見てもらいたいなぁって、私も思いました。
返信する

コメントを投稿