「スティング」
中学生の時、テレビ放映された「スティング」を観て、次の日のクラスの男子の話題はそれで
もちきり!「あ~俺も詐欺師になりて~」。半分本気で思ったのを覚えている・・・。
1931年、イリノイ州、ジョリエット。大恐慌で職を失った男たちが道端にたむろしている・・。
売上金をもったマフィアの手下は、足から血を流し倒れている年老いた黒人の男をみつける。どうやら
逃げてゆく白人にやられたらしい。そこに、通りすがりの男(ロバート・レッドフォード)が助けに来る
・・・。老人は、内ポケットから分厚い財布を出し、「今日の夕方までに、この金を届けなくてはならん
のだ・・!」
あとは、観てのお楽しみ・・・!!騙すか!?騙されるか!?
この映画を彩るラグタイム・ジャズはスコット・ジョプリン作曲の既存の曲を映画用にアレンジして使ったのであるが、「ザ・エンターティナー」などはこの映画のために作ったのではないかという感覚になるほど、「スティング」という映画にマッチしている。
私が個人的に好きな曲は、「ソラス」という曲で、決戦前夜などに使われており、メジャーの曲でありながら、どことなく憂いを漂わせる曲である。
これらの音楽が、映画「スティング」が成功した理由のうちの重要なファクターとなっていることは、映画を観ていただければ、解るはずである。
1973年アカデミー賞受賞作品。
監督 ジョージ・ロイ・ヒル
音楽 スコット・ジョプリン
編曲 マーヴィン・ハムリッシュ
出演 ポール・ニューマン
ロバート・レッドフォード
ロバート・ショー
チャールズ・ダーニング
レイ・ウォルストン
アイリーン・ブレナン
ハロルド・グールド
ジョン・ヘファーナン
(元のブログより)
ヒッキー的満足度★★★★★