ガチャマンボ!な生活

”コングラッチュレーション!”を聞きたいばかりに・・・。

「第46回アミューズメントマシンショー」レポート

2008年09月25日 18時18分54秒 | 展示会情報
例によって、会社で「第46回アミューズメントマシンショー」のチケットを頂いたので、先週、行って参りました。今回はその視察レポートをご報告させていただきます。



ここ何年か毎回行かせてもらっていますが、全体的な印象として、春からの店舗閉店が相次いだことが影響してか、展示規模が縮小傾向にあると感じました。
ホームがセガ系列ということもあり、いつもセガブースに期待していますが、今回の大型メダル筐体は、カジノ系とスターホースのリニューアル版「StarHorse2 FOURTH AMBITION」、既に稼働済みの「ガリレオファクトリー」だけでした
他のブースに関しても、キッズ用メダル機は倍増されていたものの、大人向けメダル筐体自体が少なく、少し寂しく思いました。

というわけで、毎回、展示会のご報告記事ではセガブースをメインでご紹介していましたが、今回は、割愛させていただきます。こんなこと初めて。頑張れ!セガ


最初にカプコンブースです。「ちびまる子めざせ富士山日本一!」とコロコロパーティの新作「マリオパーティ ふしぎのコロコロキャッチャー(仮) 」が展示されていました。

「ちびまる子~」はすごろく形式で、おじいちゃん友蔵の”心の俳句”を7つ集めるとジャックポットチャレンジになります。



”福引きチャンス”ではクルーン抽選、またサイコロを実際に振る”サイコロ抽選機”等のギミックがありました。



このサイコロ抽選機、サイコロがうまく転がらないため、簡単に目押しが出来ます。当然、調整が入ると思われますが、止まったマスでダイレクトにジャックポット抽選に行けるイベントもある為、もしこの状態のまま稼働すれば、簡単に勝てる筐体になるんじゃないでしょうか。

メダルの投入方法は従来から変わっており、”ストックボタン”というものが追加されました。



ストックボタンがONの状態では、メダルを入れてもフィールドには流れません。また、ワイパーの左右操作も「モノポリー」のようなアナログ操作ではなくなり、”ワイパーレバー”を握って左右移動します。

メダル投入の基本操作は、

①ストックボタンONの状態で数十枚メダル投入して予めストックさせておく
②ワイパーレバーを握って左右移動させながら、ストックボタンを適時OFFさせてメダルを流す

という感じでしょうか。

もちろん、最初からストックボタンをOFFにしておけば、今まで通りの流し方はできるのですが、ワイパーを左右移動させる為にレバーを握らなければならなくなるので、ちょっとやりにくいと思います。

この方式は、同時出展の「マリオパーティ~」でも採用されていました。個人的には、「機械的で味気ないなぁ」というのが率直な感想です。”メダルを入れて、転がして、フィールドに流し込んで”みたいな”アナログ感”がメダルゲームの良さだと思ったりもして。
ちなみに、説明員の方に伺ったのですが、ストックされたメダルの返却ボタンがない為、一度入れたメダルは返ってこないそうです
マジすか!

そして、「マリオパーティ ふしぎのコロコロキャッチャー(仮) 」。
撮影禁止だったので、筐体から離れて一枚撮りました。



この写真、さっぱりなんだかわかりません・・・。
ちなみに、会場アンケートの”メダル部門”人気ランキングでは、カプコン筐体がそれぞれワンツーフィニッシュ(1位「マリオコロコロキャッチャー」、2位「ちびまる子」)していました。大型メダル筐体の完全新作は、この2筐体ぐらいだったのが大きいかもしれません。いつもなら、”サブ的な扱いに甘んじる系”の筐体だと思うのですが、この辺も今回の展示会が寂しく感じた理由のひとつです。

「マリオ~」もスゴロク形式で進行します。フィールド状のボールを落としてクルーン抽選を行い、3色のボールを規定数集めると、ジャックポットチャレンジになります。ま、ありがちなパターンですな
クルーン抽選ではダイレクトにジャックポットに行ける当たりもあり、10分の制限時間プレイの中でダイレクト1回、ボールを集めて1回と、2回ジャックポットチャレンジすることができました。結局、ジャックポットにはなりませんでしたが、こんな所で運を使ってもしょうがないですし・・・

ジャックポット抽選機が斜めに傾いていて、「『グランドクロス』っぽいなぁ」と思ったのは自分だけではないと思います。ジャックポットの当たりは3種類。この辺もコナミ筐体の影響が出ている感じです。この日の設定では、最大4,000枚の当たりになっていました。

また、この筐体の大きな特徴として、UFOキャッチャーのようなメカで筐体中央にあるボール溜まりからボールを拾い、フィールドに落とす、といったギミックがあります。子供は嬉しいでしょうねぇ。


タイトーでは「ダイノマックスVer1.5」の展示がありました。





ダイノシリーズは、ぶっちゃけ、個人的にあまり好んでプレイする筐体ではなく、どこが変わったのかもよくわかりません。すいません。
相変わらず、ハーフミラーを使った立体視は良い感じなんですけどねぇ


他ブースちょっと気になったのは、YUVO(太平技研工業)ブースの「ウゴウゴマニア」。



画面はなく、3桁の7セグ表示(デジタル時計のような数字のLED表示)だけで抽選を行います。スロットが揃うとフィーバーハッチというものが開き、ハッチ内にメダルを入れた枚数×フィーバーで当たった倍率が払い出されます。ハッチのオープン回数は、偶数当たりなら2回、奇数当たりなら3回といった違いがあります。
ボーナスゲージの概念を加え、”さらに倍”といった大量払い出しの可能性もあるようです。
システムがリアルパチンコに似ていて、低コストな筐体ながら、ゲーム性は結構ありました。


前述した通り、今回はキッズ向けメダル筐体が豊作だったように思います。全ては紹介できませんが、昭和技研の「チョーダイナ!」やアムジーの「ゴースト&モンスターズ」等が面白かったです。





メダルジャンルではないのですが、驚愕の筐体(?)がひとつありました。ユウビスというメーカーの「プチつりぼりⅡ」です。



筐体というよりも、つりぼりそのまま。実際に竿にエサをつけて魚を釣ります。ひねりも何もない潔さが、圧倒的なインパクトになっていました
個人的に釣り好きなので、ゲーセンにあったら絶対にプレイしますが、それにしてもメンテナンス、大変でしょうねぇ。「Ⅱ」ということは「Ⅰ」もあったってことなんでしょうね。来場者アンケート”その他部門”のランキングでは、堂々の2位にランクインしていました。


ざっと以上になりますが、いつもと比べてやはり今回は寂しいですねぇ。コナミも出展していませんでしたし。大人のゲーセン離れからか、よりキッズ向けにシフトしている感じもしました。
で、ガチャの新作っていつ出るんでしょう・・・


追伸:
「ガリレオファクトリー」が入荷し、既にプレイされた方も多いと思います。皆様のプレイ状況はいかがでしょうか?
ジャックポットポケットにボールが入った時のあの快感って忘れられないですよねぇ
連日満席なお店が多いのもうなずけます。
「モノポリー2」も含め、ホームでのプレイ報告は、近々記事にさせて頂きます。

「AOU2008アミューズメント・エキスポ」レポート

2008年03月12日 20時24分21秒 | 展示会情報


かなり遅ればせながらの「AOU2008アミューズメント・エキスポ」レポートになります。
こういった情報は”新鮮さが命”なのですが、相変わらずバタバタして、なかなか更新できませんでした。長らくお待たせして誠に申し訳ございません
あと1ヶ月ぐらいすれば、適度な時間が取れると思います。
バリバリ更新!とまではいかないまでも、そこそこ更新できるよう頑張ります☆


毎回そうなのですが、会場に着いて真っ先に向かうのはセガのブースです。
「ガチャマンボ!」の新作は・・・予定通りありませんでした・・・
大型メダル筐体でまっさらな新作というのもありませんでしたが、「ちっちゃなアミー漁がある!」と思って駆け寄ったのがこれです。



「キッズ屋台村」という筐体で、十字レバーで”ポイ”を操作して、液晶画面の金魚をすくっていきます。ま、”金魚すくい”ですな。プロジェクター方式ではないのでアミー漁とはシステムが違うのですが、ネーミングから、シリーズ化な雰囲気もにおわせています。

そして、メダルジャンルで会場アンケートの人気ランキング堂々1位に選ばれたのは、前回レポートでもご紹介した「ガリレオファクトリー」でした



凄い人だかりで順番待ちの列も長く、既にプレイ済みだったこともあって、今回のプレイは諦めました。当然のことながら、前回と比べてエラーの発生率が低く、安定してきたようです。メダルの投入口?に透明なカバーがかかっているのも前回とは違う部分でした。



筐体価格も発表されていて、何と1,998万円!筐体を見れば納得するところもありますが、それにしてもお高いです。7月稼働がとても待ち遠しいです

メダリンクシリーズの新作「MEDALINK UNO the Medal」も出展されていました。



単純に「UNO」のメダルゲームですが、「モノポリー」ほど熱くなれるかどうか・・・少しだけ期待しています。


コナミブースでは、「FantasicFever3」とシングルプッシャー機「WANDERMARCH」と「METEORSPARK」を出展。




「FantasicFever3」には”REDジャックポット”と”Blueジャックポット”の2種類のジャックポットがあり、どちらかを獲得されても、残った方が高配当なままなのがウリのようです。
他サテにジャックポットを取られた後は、確かに”萎える感”がありますが、続けて同じ低配当の色のジャックポットを獲得してしまったら、もとも子もない気もします・・・

「WANDERMARCH」と「METEORSPARK」、写真で見るとSP-01筐体とあまり変わりない感じもしますが、結構デカくて長いです。投入口にも特徴があって、両サイドから斜めに投入していきます。



自分の順番になり、椅子に座ったまでは良かったのですが、カッコ悪いことに、どこからメダルを入れるのかわかりませんでした・・・
隣の方の様子を横目でこっそりと伺って、ラインの入っている隙間から傾けていれることを発見!
カッコだけは熟練者を装いながら、自分も真似して入れてみます。

「・・・・・・・・。」

メッチャ入れにくい・・・。
なんでこんな形にしたのか、理解に苦しみます。慣れればイケるのかもしれませんけど。

コナミブースでとても感心したのは、「MILLIONET(ミリオネット)」というメダルゲーム統合システムです。フロア内の大型筐体やシングルプッシャー機、競馬ゲーム機等が連動し、ジャックポット抽選イベントがランダムで発生します。もちろん実際にはコナミ筐体に限るのですが、フロア全体を覆う音と光りの演出が感動モノでした。これって、コナミ系列のゲーセン限定なんでしょうねぇ。
該当する全ての筐体の流れが一時的にストップしてしまうので、発生タイミングはある程度計算されていると思います。


以下、他のブースで気になったものを挙げていきます。

バンダイナムコでは「海物語ラッキーマリンシアター」。



前回のAOUではプレイ不可でしたが、今回はプレイアブルな出展でした。
ただ「液晶画面のスロット回す→フィールドのボールを落とす→クルーンのボール抽選→ジャックポットゾーン入ればジャックポット抽選」みたいな、メダルゲームにありがちな、ごくフツーの流れだったのが少し残念。「海物語」のパチンコ同様、スロットの予告リーチや確変当たりの演出が特徴と言えば特徴かもしれません。


タイトーの「ダイノキング3」。今更な感じもあります



カプコンの「ワンタメハッピーチャンネル」は、キッズカードゲームからメダルに移植されたシングルプッシャー機。
ターゲットはどの辺なんでしょう?やっぱり女児ですかねぇ?



タカラトミーの子供用プッシャー機「きかんしゃトーマス どきどきメダルランド」。
スゴロク形式で進行し、ジャックポット時には走っているトーマス車両から大量のメダルがフィールドに払い出されます。どこかで見たシステムに激似ですな



メーカーは忘れましたが、こんな筐体もありました。



メダルを透明な皿を経由させて回転する下部のルーレット盤に落とし、乗った場所の枚数分メダルが払い出されるというもの。撮影禁止だったのですが、ドキドキしながら隠れて撮りました


簡単ですが、AOU2008のご報告はざっとこんな感じになります。
今回、正直「サボテンカーニバル」や「toアミー漁」が初お目見えした時のような、ときめく出会いはありませんでした。

アミューズメント施設が不況というニュースも聞かれるようになった昨今、筐体開発も苦しい状況なのかもしれませんが、全国のアツいメダルファンが待っていますので、夢のあるエキサイティングな筐体の開発、これからも是非是非頑張って頂きたいと思います

「第45回アミューズメントマシンショー」レポート

2007年09月19日 15時53分06秒 | 展示会情報
ご報告が遅れてしまいましたが、9月13日から行われていた「第45回アミューズメントマシンショー」に行ってまいりました。期待は何と言っても、セガの「ガリレオファクトリー」で、会場アンケートでもメダル部門で第1位となっていました。

いつも最初に行くセガブースでは、「スターホース2~THIRD EVOLUTION」「ビンゴギャラクシー」「メダリンク~お茶犬”ほっ”とメダル」「ガリレオファクトリー」などが展示されていました。

ビジネスデーにもかかわらず「ガリレオファクトリー」には長蛇の列ができていて、20分ほど並びながら他の人のプレイを見ていました。撮影禁止でプレスという立場でもなかったので、隠れて1枚だけ撮った写真がこれです。


ボケボケでなんだかわかりません
ということで、「GAME WATCH」さんから勝手に画像を拝借してしまいました


↑問題ある場合はご連絡下さい。削除いたします。

エントリーメカと言われる投入口に何十~何百枚の予めメダルをまとめて入れておき、手前にあるハンドルを回すと、メダルが”発射”されます。「ミラージュワールド」もそうですが、”シューティング風打ち出し系”、流行ってるんでしょうかねぇ。
照準は特になく、どこを狙うというモノではなく?テキトーに上下のフィールドにボコボコ乗せている感じでした。フィールド上から落ちたメダルがチャッカーに入ると、スロット抽選が行われます。詳しくはこちらをどうぞ。



↑クリックすると画像が大きくなります。

長蛇の列ということもあり、肝心の実プレイは5~10分ぐらいおきに全サテ~半サテが交代するシステムで、じっくりプレイするという感じでは全くなかったです。ぐるぐるハンドルを回している自分を客観的にみて、「なんてアホっぽい」っと途中で気づいたり・・・
そして、短い持ち時間の中で、なんとメダル詰まりのエラーが発生!説明員の方が筐体を開けて一生懸命直していました。
結局プレイしている時間よりも、修理している時間の方が長く、なんだかわからないまま終了してしまいました

このメダル詰まり、自分のサテだけではなく他のサテでも頻発しており、まだ未完成な部分が露呈した感じです。今回、初出しですので、ある程度はやむを得ないと思いますが・・・。入り組んだ迷路のようなレールから察しても、この筐体のメンテナンス、メッチャ大変なんでしょうねぇ。

「ガリレオファクトリー」の感想ですが、ライティングやBGMの演出がドラマチックで、鳥肌が立ちまくりでした。メダルゲームもここまで来たんですねぇ
大量払い出し時には、連なる100枚程入ったカプセルが連続して開いて「ザザーッ」とフィールド上に払い出されるのですが、ちょっとだけ「ガチャマンボ!」のコンガの雰囲気があって、嬉しくなりました
回すハンドルは強弱等、ある程度操作はできるのですが、ゲーム性は運頼みなところが非常に強く、戦略が立てにくいかもしれません。「たくさん飛ばした勝ち」なゲームにはならないでほしいものです。

メダリンクの「お茶犬”ほっ”とメダル」も初めてプレイしましたが、他のメダリンクシリーズに比べ、子供用へのアレンジ感が強く、ちょっと中途半端な印象でした。



セガの「ビンゴギャラクシー」。



「ビンゴサーカス」シリーズ最新作で、宇宙をモチーフにしているらしい。ボイスでたくさんしゃべってました。

タイトーブースでは「ダイノキング3」が展示されており、「ダイノマックス」の3D表示からどんな進化をしているのかと思ったら、何てことはないベタの2D液晶画面「ダイノキング」風に戻ってました・・・。逆な意味でビックリです。
新しい部分は特に見いだせず、早々に終了しました。



バンダイナムコでは、パチンコ「海物語」をキャラクターにした「海物語~ラッキーマリンシアター」を非プレイアブルで出展。こちらも撮影禁止だったので、遠くから1枚撮りました。



システムは従来からよくあるタイプの大型プッシャー機で、フィールド上にあるボールを落としてルーレットにチャレンジみたいな感じのモノ。特徴はデカイ液晶画面で、32インチもあるそうです。装飾がキラキラしていて上品。
プレイ出来なかったのは残念でしたが、ちょっと気になる筐体です。

気になるといえば、自分の中で全くのノーマークだったアトラス「星のカービィ~メダルランドの魔法の塔」も、のんびりプレイするには良い筐体だと思います。



「子供機を無理矢理マスプッシャーに仕上げたらこうなった」みたいな感じです。

同じアトラスの「ガンガンリーガー」も”メダル打ち出し型”。



上の方で左右に移動する的に向かってメダルを当てることで進塁するらしいのですが、ルールのまとまりがなく、野球をしている感じは全くしませんでした。システム的にちょっと無理があるかもしれません。

参考出展ですが、場末なホテルの古いゲームコーナーにありそうな懐古主義的筐体「クライムジャンパー」が意外と面白かったです。



上部にある投入口から1枚メダルを入れ、貨物列車の赤い隙間エリアに入ると、その車両が傾き、車両にたまっているメダルが払い出されるというもの。列車が走るスピードとメダルが列車に到達するまでのタイミングを見計らってメダルを投入しますが、10分ほどの間、熱中してしまいました。
なんか懐かしいですよねぇ。こういうの

残念ながら「ガチャマンボ!」の新作は、気配もなかったですが、最新のメダルゲーム事情を知るには良い機会だったと思います。
ガチャの新作、開発しているんでしょうか。「サボテンカーニバル」がナニだったから、ナニしちゃったんでしょうかねぇ


【参考資料】
会場でとっていたアンケートのメダル部門人気ランキングベスト10は以下です。

1.ガリレオファクトリー(セガ)
2.海物語~ラッキーマリンシアター(バンダイナムコ)
3.ビンゴギャラクシー(セガ)
4.星のカービィ~メダルランドの魔法の塔(アトラス)
5.ダイノキング3(タイトー)
6.スターホース2~THIRD EVOLUTION(セガ)
7.ビューティフルラグーン(アトラス)
8.エイリアンデンジャー(カプコン)
9.メダリンク~お茶犬”ほっ”とメダル(セガ)
10.ガンガンリーガー(アトラス)