かなり遅ればせながらの「AOU2008アミューズメント・エキスポ」レポートになります。
こういった情報は”新鮮さが命”なのですが、相変わらずバタバタして、なかなか更新できませんでした。長らくお待たせして誠に申し訳ございません。
あと1ヶ月ぐらいすれば、適度な時間が取れると思います。
バリバリ更新!とまではいかないまでも、そこそこ更新できるよう頑張ります☆
毎回そうなのですが、会場に着いて真っ先に向かうのはセガのブースです。
「ガチャマンボ!」の新作は・・・予定通りありませんでした・・・。
大型メダル筐体でまっさらな新作というのもありませんでしたが、「ちっちゃなアミー漁がある!」と思って駆け寄ったのがこれです。
「キッズ屋台村」という筐体で、十字レバーで”ポイ”を操作して、液晶画面の金魚をすくっていきます。ま、”金魚すくい”ですな。プロジェクター方式ではないのでアミー漁とはシステムが違うのですが、ネーミングから、シリーズ化な雰囲気もにおわせています。
そして、メダルジャンルで会場アンケートの人気ランキング堂々1位に選ばれたのは、前回レポートでもご紹介した「ガリレオファクトリー」でした。
凄い人だかりで順番待ちの列も長く、既にプレイ済みだったこともあって、今回のプレイは諦めました。当然のことながら、前回と比べてエラーの発生率が低く、安定してきたようです。メダルの投入口?に透明なカバーがかかっているのも前回とは違う部分でした。
筐体価格も発表されていて、何と1,998万円!筐体を見れば納得するところもありますが、それにしてもお高いです。7月稼働がとても待ち遠しいです。
メダリンクシリーズの新作「MEDALINK UNO the Medal」も出展されていました。
単純に「UNO」のメダルゲームですが、「モノポリー」ほど熱くなれるかどうか・・・少しだけ期待しています。
コナミブースでは、「FantasicFever3」とシングルプッシャー機「WANDERMARCH」と「METEORSPARK」を出展。
「FantasicFever3」には”REDジャックポット”と”Blueジャックポット”の2種類のジャックポットがあり、どちらかを獲得されても、残った方が高配当なままなのがウリのようです。
他サテにジャックポットを取られた後は、確かに”萎える感”がありますが、続けて同じ低配当の色のジャックポットを獲得してしまったら、もとも子もない気もします・・・。
「WANDERMARCH」と「METEORSPARK」、写真で見るとSP-01筐体とあまり変わりない感じもしますが、結構デカくて長いです。投入口にも特徴があって、両サイドから斜めに投入していきます。
自分の順番になり、椅子に座ったまでは良かったのですが、カッコ悪いことに、どこからメダルを入れるのかわかりませんでした・・・。
隣の方の様子を横目でこっそりと伺って、ラインの入っている隙間から傾けていれることを発見!
カッコだけは熟練者を装いながら、自分も真似して入れてみます。
「・・・・・・・・。」
メッチャ入れにくい・・・。
なんでこんな形にしたのか、理解に苦しみます。慣れればイケるのかもしれませんけど。
コナミブースでとても感心したのは、「MILLIONET(ミリオネット)」というメダルゲーム統合システムです。フロア内の大型筐体やシングルプッシャー機、競馬ゲーム機等が連動し、ジャックポット抽選イベントがランダムで発生します。もちろん実際にはコナミ筐体に限るのですが、フロア全体を覆う音と光りの演出が感動モノでした。これって、コナミ系列のゲーセン限定なんでしょうねぇ。
該当する全ての筐体の流れが一時的にストップしてしまうので、発生タイミングはある程度計算されていると思います。
以下、他のブースで気になったものを挙げていきます。
バンダイナムコでは「海物語ラッキーマリンシアター」。
前回のAOUではプレイ不可でしたが、今回はプレイアブルな出展でした。
ただ「液晶画面のスロット回す→フィールドのボールを落とす→クルーンのボール抽選→ジャックポットゾーン入ればジャックポット抽選」みたいな、メダルゲームにありがちな、ごくフツーの流れだったのが少し残念。「海物語」のパチンコ同様、スロットの予告リーチや確変当たりの演出が特徴と言えば特徴かもしれません。
タイトーの「ダイノキング3」。今更な感じもあります。
カプコンの「ワンタメハッピーチャンネル」は、キッズカードゲームからメダルに移植されたシングルプッシャー機。
ターゲットはどの辺なんでしょう?やっぱり女児ですかねぇ?
タカラトミーの子供用プッシャー機「きかんしゃトーマス どきどきメダルランド」。
スゴロク形式で進行し、ジャックポット時には走っているトーマス車両から大量のメダルがフィールドに払い出されます。どこかで見たシステムに激似ですな。
メーカーは忘れましたが、こんな筐体もありました。
メダルを透明な皿を経由させて回転する下部のルーレット盤に落とし、乗った場所の枚数分メダルが払い出されるというもの。撮影禁止だったのですが、ドキドキしながら隠れて撮りました。
簡単ですが、AOU2008のご報告はざっとこんな感じになります。
今回、正直「サボテンカーニバル」や「toアミー漁」が初お目見えした時のような、ときめく出会いはありませんでした。
アミューズメント施設が不況というニュースも聞かれるようになった昨今、筐体開発も苦しい状況なのかもしれませんが、全国のアツいメダルファンが待っていますので、夢のあるエキサイティングな筐体の開発、これからも是非是非頑張って頂きたいと思います。