TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

ボーナス半減

2009-03-15 07:22:00 | 日々雑感
トヨタの管理職のボーナスが半減。
すでに、トヨタは、役員のボーナスゼロを発表しているが、「全社で痛みを共有する」ことを理由に、課長職以上のボーナスを半減させる方針を固めたらしい。

確かに、ボーナスというのは、「赤字だから無いのが当たり前である」という意見があるかもしれない。
しかし、日本では、組合側からは「一時金」と言われる事実上の生活給である。

元々、いくらもらっているのか知らないが、ゼロになったり、半分になるということになると生活の安定が成り立たない。
派遣切りされる人に比べるとマシとの意見もあるかもしれないが、これでは経済の回復は望めない。

非組合員である管理職、特に中間管理職は、いつも簡単に給与やボーナスをカットされる。
組合には、それなりに配慮しなければならないので、色々と交渉があるが、管理職にはない。

弱い立場の中間管理職は、こういう場合、いつも狙われる。
そもそも半減なんかしたら、組合員より、低いボーナスとなる人も出てくるであろう。

明らかに春闘の最中の発表であり、組合側をけん制するための発表であることは明らかであるが、派遣社員を含めて、こういう時こそ、内部留保の活用をしてほしい。

誤解を招いたら困りますが、私は削減がいけないと言っているわけではありません。
ただ、もう少しなだらかにすべきだと思っているだけです。
日本のトップ企業であるトヨタの話は、日本経済に大きな影響を及ぼします。
「カット」が記事になることで、確実に財布の紐が閉じられます。
そうすることによって、益々、車が売れなくなるということは、当然、幹部の方々も理解されているとは思いますが、日本経済のためにも、トップ企業は、待遇面でもがんばってほしいと思います。

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