TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

地方都市が沈む

2006-05-07 07:00:00 | 日々雑感
本日の朝日新聞の一面に取り上げられている内容から。

東京など、大都会には人、企業、お金が集まるが地方は沈む。

最近、出張で地方都市に行くと、駅前の商店街はすっかり「シャッター通り」
駅前が栄えている地方都市はすっかりなくなっているように思える。

人口10~30万人程度の地方都市が、本当に元気がない。三位一体の改革で地方交付税が減らされたことで、財源がないという。

元々、日本の制度は地方分権ができていない。税金は国が吸い上げ、各地方に配分する。だから、地方は、国に陳情に行かねばならない。国は威張る。だから不正が出る。

ばら撒き予算はいけない。財政赤字も深刻。公共事業頼りの地方経済を改革しなければならない。
しかし、地方分権はもっとすすめるべきだ。明らかに中央省庁が、特権を握るために続けているとしか思えない。

今後は、地方と東京(あえて東京圏一極集中という。大阪と千葉に住んでいる私は、大阪の低落ぶりを感じる。)の格差は広がる。
地方の税収も伸びることはなく、現象の一途をたどる可能性が大。
地方省庁も嘆いてばかりいないで、公共事業に頼らない立派な再生事業を検討してほしい。
民間企業は種々の工夫をしている。それはリストラという方式だけではなく、活性化への工夫である。
このままでは、東京圏以外は、すべて沈んでしまう。
以前言われていた、種々の経済特区案はどうなったのであろうか。
もっと、拡大していくべきではないであろうか。