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3.9 アルミ缶をつぶしてみて

2012年03月16日 | 日記
3月9日(金)

 アルミ缶を空気圧でつぶす実験の感想の一部を紹介します。

・アルミ缶の中に水を入れて沸騰させて、すばやく水に入れるとあっという間に缶がへこみました。
 普段、空気の重さは考えたこともなかったので、こういう分かりやすい変化があると理解しやすいと思いました。
   【中1 男子】

・アルミ缶の変化は、アルミ缶の中と外の気圧の変化だということは分かっていましたが、実際に実験をしてみて再確認しました。【中3 男子】

・今日の実験は、小学生のときに行ったことがあります。
 やり方も分かっていました。アルミ缶の中に水を3分の1くらい入れて、ガスバーナーで沸騰させます。次にアルミ缶の中の水が沸騰して1分位したら、ガムテープでふたをして、すばやく水に入れるだけです。
 小学生のときは、グループで実験を行いましたが、今回は一人で行ったので、自分ひとりでやったという感動がありました。【中3 男子】

・実験書には、水の量は何も書いてありませんでした。
 そこで、アルミ缶の中を「より真空に近い状態」にする方がアルミ缶はよくつぶれるだろうと仮説をたてました。水はアルミ缶の3分の1ほど入れたときとアルミ缶の底から1センチメートルほど入れた場合で比較しました。すると、予想通り、水は少ないほうが、真空になっている内側の体積が大きいため、よりつぶれました。アルミ缶がつぶれる瞬間は、大きな音がするので、少しびっくりしましたが、予想以上にへこんだので面白かったです。【高2 男子】

・私は、アルミ缶のつぶれる様子を観察しました。
 水に入れた瞬間にあっという間にへこむのだと思っていたら、数秒後から「ボコボコ」と音を立てて激しくへこむことが分かりました。とっても簡単な実験ですが、新しい発見もあるのだと感心しました。【高1 女子】

・今日は、久しぶりに部活に参加できました。
 実験室に入るのに少し勇気が必要でしたが、みんなが「久しぶりー」と声をかけてくれたので、自然に実験に参加できました。また、声を掛けてくれてとても嬉しかったです。
 だから、今日は積極的に部活に参加し、実験を行いました。私は自分でアルミ缶をつぶしたのは初めてなので、気圧の差でアルミ缶が大きな音を立ててつぶれるのに驚きました。【高1 女子】

・アルミ缶を水に入れてからつぶれるまでの変化が早く、見るだけで勉強になりました。【中2 女子】

・今日の実験の材料は、アルミ缶と水とガムテープ(本当はあと軍手、るつぼバサミが必要です。)という簡単な材料で行いましたが、とても楽しめました。少しの工夫で簡単に実験ができるということは、理科部に入っているから分かることだと思いました。小学生のときは、何も考えずに実験を楽しんでいましたが、アルミ缶の中に入れる水の量はどうするのか、なぜアルミ缶はへこむのかといったことを考えながら実験できるのも、高2の先輩の指示があるからです。
 少しずつ「考えること」の大切さが分かってきたような気がします。【高1 女子】

・高2のみんなで相談しながら、アルミ缶の中に入れる水の量やガスバーナーの加熱の仕方など、それぞれが工夫して実験を行いました。理科の先生方は、私たちが実験を成功させるために何度も事前に実験をしているという話を内田先生から聞きました。その話を聞いたときはよく理解できませんでしたが、今日の経験で、理科の先生の大変さの一部でも感じることができたような気がします。【高2 男子】

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