東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

台風12号の豪雨に思う

2011年09月04日 | 雑記帳
9月4日(日)曇り時々雨 今朝の気温23°C

台風が室戸岬に上陸してから二日間という長い時間をかけて縦断し、日本海に抜けていった。この間物凄い雨量が三重県と奈良県を襲った。もちろん付近の隣県も凄い雨に見舞われたのだが、東白川は雨雲の流れの狭間に入って、他地方での災害のニュースに驚くばかりだった。白川は今日が鮎漁網解禁の日だったのだが、増水した白川を恨めしく眺めることになってしまった。数日前には飛騨萩原地区に大雨が降って、すぐ下流の下呂市では道路が潅水するなどで被害があった。なんだか今年の天候はおかしい。雨量も半端ではない。一時間に50~70ミリの雨と言えば、これは物凄い事になる。私も、40数年前に飛騨川バス転落事故の時、前が見えない程の豪雨を経験した。この時の経験から、降った雨が山の斜面を流れるのを見るとゾッとする。山の斜面が川になってしまうのだ。もちろん、地面に落ちた小枝や枯れ木、腐蝕層も一緒に流してしまう。山の地面を利用して暮らしている生き物には生死の問題になる。おそらくヘボの巣も、この豪雨で大きな被害を受けた事と思う。なんとか多く生き残ってほしいのだが....

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