東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

どこもかしこも熊、熊、熊。。。

2014年08月03日 | 雑記帳
8月3日(日)曇り時々雨   今朝の気温22℃        

一昨日もヘボを取りに出かけた。

以前Tさんが誘って下さったこともあり、電話を入れてみた。
少し口ごもった返事だったが、承諾を頂いた。
その時はさして気に留めてはいなかったが、翌日聞いてみると、まだ、会社勤め中であった。

私はテッキリ退職されて悠々自適の生活と早合点したことがわかった。
前日の電話で翌日の休暇を希望するなど、誠に申し訳ない事をしてしまった。
気の良いTさんだとしても、大変なお願いをしてしまい恐縮のヘボ追いになってしまった。

Tさんがお勧めの狩り場につくと餌を尾根筋にバラまきヘボの飛来を待った。
流石にとっておきの狩り場である。直ぐに無線でヘボ飛来の連絡が入った。

この巣は一回の飛ばしで難なくゲットとなった。
尾根筋にも仕掛けたが、ライバル出現で辞退。
付近を見回せば、なんと大きな樅の木に熊さんのテリトリー標示あり。
ここもかと爪痕を横目で見ながら退散。

そして、場所を変えたところで、二羽の蜂が飛来。この蜂、飛び方は二羽とも同じ方向に。
風が強い事もあったが、二羽とも小さな目印しか運んでくれない。
しかもピンコロみたいに地面すれすれをフラフラと飛行。

狩猟センスの良いTさんの事、瞬時に発見。まぎれもないシダクロだが、蜂の体型は小さく数は多い。
巣は結構大きくなっていて、巣の外被は薄く壊れやすいものだった。この巣飼育が楽しみである。

そしてまたも場所替え。ここにも熊の爪痕。立派な杉の木が大きく傷つき材木の価値は失われていた。
何処もかしこも熊熊熊。生態系は完全に乱れて来た。

ヨーロッパオオカミも無秩序な保護が原因で畜産農家に被害が出ていると
CNNニュースが伝えていた。徒党を組んで大声で叫んだ奴の意見が全面に押し出され、
巧みにメディアを味方に付けながらの間違った保護政策が大きな問題である。
野生動物との共存、聞こえは良いが、難しい問題だ。

先ほどニュースを見ていたが、熊に襲われた報道が村上市と他にも一件あったようだ。
これからもこの事態は解決される事はないだろう。

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