東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

巣を求め遠征に!

2014年08月01日 | 雑記帳
8月1日   金曜日  晴れ  今朝の気温21℃

相変わらずの猛暑だ。連続二日のヘボの巣探しだ。今年は東白川はヘボの巣が極端に少ない状態である。
これまでに3回山に出かけたが、自分で持ち帰った巣は2個のみ、例年に比べると話にならない。

巣が少ないところに自分の時間が持てないから、巣の確保は容易ではない。
こんな窮状を察知してくれたのがヘボ仲間である。
「会長がヘボを飼育してないなんて話にならん」と腰を上げてくれたのが、
OさんIさんKさんであった。お誘いと言うより脅迫に近い招待を受けて彼等の猟場に!

いや~出会えましたヘボチちゃんに、
3巣見つけたのですが、一つは大きな広葉樹の根っこの奥深く.........
あきらめの溜め息を何度も繰り返し急な山道を上ってきました。
そして2巣目は熊の爪痕が幾つもある山腹にあった。こらはとても良い巣で納得納得。

しかし、ここは里山、昔は熊なんか生息していなかった場所......
熊の個体数は確実に減っていると言うが、環境庁は何を根拠にしているのかお笑いぐさだ。

鹿も増えている。デタラメな保護政策のツケだ。
農産物の被害は深刻だが、ヒルやダニも寄生主が増えれば当然のように増えて来る。

ちょっと湿った場所で捜索していたOさんの足下から数匹のヒルが上って来た。
仲間の一人がダニに食われて、手首をボコボコされていた。痒くて眠れないそうだ。
昔はこんな場所にはいなかったのだが、野生動物を食事源にドンドン増えている。
山奥から里山に、そして新興住宅地に、時をおかずに都心部にも蔓延する。

これでも保護、保護、保護か、政策を打ち出してきたお役人に責任を問うべきだ。

最新の画像もっと見る