DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[CDレビュー] GENERATIONS / JOURNEY

2005年12月06日 | ジャーニー好きにオススメ
皆さん、ジャーニーの新譜『ジェネレーションズ』は聴きましたか??
なかなか賛否両論な作品のようです。

ジェネレーションズ
ジャーニー
キングレコード

ロックやりたい放題

この作品、前作『アライヴァル』の音を期待して聴くと、かな~り裏切られます。

アライヴァル
ジャーニー
ソニーミュージックエンタテインメント

ジャーニーの中でも屈指の作品だと思う

『アライヴァル』で満足のいくサポートがレコード会社から得られなかったことから、
彼らは自分達でレーベルを立ち上げ、より満足のいく活動ができるよう基盤を固めます。

そのレーベルから挨拶代わりにリリースされたのが『レッド13』
ポップ色を抑え、かなりロックに寄ったサウンドで、期待を裏切られた人も多いはず。

Red 13
Journey
Journey Music

ロック志向に寄ったミニアルバム

『ジェネレーションズ』は、『アライヴァル』ではなく、『レッド13』路線を押し進めた作品で、
内容的にも、いわゆる産業ロックのポップさを期待すると裏切られます。
これまでのジャーニーには見られなかったようなロックナンバーがあったり、
Voのスティーブ・オウジェリー以外のメンバーも代わるがわるリードヴォーカルをとったり、
なんかメンバーがやりたい放題やってて、とっ散らかった印象を受けました。

と、先入観ありきで聴くと、期待はずれのガッカリな作品になってしまうんですが、
視点を変えると『フロンティアーズ』よりもロックしてて、ある意味革新的な作品とも言えます。

フロンティアーズ
ジャーニー
ソニーミュージックエンタテインメント

ジャーニー、ハードサイドの金字塔!

また、演奏陣によるヴォーカルもなかなかのもので、特にドラムのディーン・カストロノヴォは、
結構いい歌いっぷりを披露しています。
そして、ギターのニールはSOUL SIRKUSというバンドもやってますが、
どうやら今はロックモード全開なんでしょうね。

ワールド・プレイ
ソウル・サーカス
キングレコード

ニールショーンはロック満開


ジャーニーは、このアルバムでかなり鬱憤をはらしたんじゃないでしょうかね。
次の一手がどうくるか楽しみです。

このニールのロックスピリッツが、昔のHARDLINEのように爆発してくれることを
祈ってます(^^)そう願っている人、実は多いでしょ??

ダブル・エクリプス
ハードライン
ユニバーサルインターナショナル

アメリカンHRを語る上で欠かせない大傑作!


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