[WHOOP HOOP / スムルース] 原点回帰！初期スムル好きは必聴！

スムルースの結成１５周年のアニバーサリーにリリースされた１４枚目のオリジナルアルバム『WHOOP HOOP』のレビューです。(⇒スムルースのレビューはコチラ)

本作、スムルファンみんなが両手を挙げて歓迎する１枚になっています。

	WHOOP HOOP
	クリエーター情報なし
	ヤマハミュージックコミュニケーションズ

１曲目「やさしくつづくみらい」は、メジャー1st『純愛サプリメン』収録の名曲「スーパーカラフル」のようだし、「アルゴリズム」はメジャー2nd『ドリーミーワームホール事典』の「誰がために詩歌う」を速くしたような男くさくてカッコいいロックナンバーだし、歌詞の内容やアレンジに、ほのぼの感とユーモアがあふれている「ステキな計画」など、もう原点回帰とも言うべき内容になっています。(⇒スムルースの歌詞のレビューはコチラ)

また、これまでたくさんリリースしてきた、お約束の食べ物をテーマにした歌「ごはんがたけたときのうた」「ドーナツについての考察」などに続く「パンが焼けたよ」が楽しくて、でも視点が鋭くて、やはりこれもスムルらしい。

●パンが焼けたよ / スムルース


また、甲斐名都(甲斐名都のレビューはコチラ)ちゃんとデュエットしている「テトテトみらい」、これは名曲ですね。優しくてピースフルなスムルワールド、ぜひ聴いて頂きたい。

さて、久々に表立った動きのあった甲斐名都ちゃんですが、最近はアーティスト表記をkainatsuと改め、シャンプーのCMソングを歌ってますね。(曲名は未公表のようですが)

●BEASHOW CM - kainatsu


本アルバム、私の中では『ドリーミーワームホール事典』(⇒アルバムレビューはコチラ)、『純愛サプリメン』に続き、３番目に好きかも。初期スムルファンには堪らない充実した内容になっていると思います。

スムルースを知っている人も、知らない人も、あったかくて、楽しくて、ほっこりするロックを聴きたい人は、本作をぜひ聴いてみてください。きっと好きになるはず。

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