~前世は君だった だから涙が止まらないよ 手首が泣いてる~
今回の心に残る歌詞は、このコーナー登場3回目となるTAKUIの
「STAY TOGETHER」からの一節です。
過去のTAKUIの心に残る歌詞はコチラ
⇒心に残る歌詞 2 ~存在 / TAKUI~
⇒心に残る歌詞 1 ~DO IT BOYS AND GIRLS / TAKUI~
"手首が泣いてる"とは、これまた奇妙な表現に聞こえます。
ここに関しては、私の参加していたTAKUIのコピーバンドの
ギタリスト君とも議論したことがあるんですが、
恐らく、幼くして父親を亡くしたTAKUIが、止まらない涙を手首で
何度も拭うため、手首が涙で濡れてしまった状態のことを、
"手首が泣いてる"
と表現しているんじゃないか、という結論に至りました(推測ですが)。
このフレーズの後、
~感情を昭和に閉じ込めたのは 一秒でも早く大人になりたかったから~
と続くのですが、この悲しみは過去に置いて、自分が早く大人になって、
母親に楽をさせてあげたい、というTAKUIの思いが込められているのだと
思います。
この曲を一聴すると、恋人に向けたラブソングのように聞こえますが、
命の儚さ、運命の悲しさがテーマになっているあたり、
恐らく父親に向けて作られた歌なんだと思います。
TAKUIはかねがね、早く売れて母に楽をさせてあげたい、と公言しています。
一部の音楽ファンからは、その歌唱力や、楽曲の良さから、
高い評価を受けている彼ですが、セールスや知名度という点では、
まだまだブレイクしたとは言えない状況だと思います。
きっと、その辛い過去から、自立するのが早かったTAKUIは
人の力を頼りにせず自分で全てやろうとしたり、
誰の真似でもない常にオリジネイターであろうとする
ストイックな姿勢が、
先行シングルを全くアルバムに入れなかったり、
メジャーから一旦インディーズに戻ったりといった
これまでのプロモーション面にも影響していたのだと思います。
でも、以前から私は、そのプロモーション面に大いに疑問を
感じていました。ストイックな姿勢も大事だけど、
売れたいのなら、それなりのプロモーションをしないと、って。
それが今回、中島卓偉として名を改め、プロデュースを佐橋佳幸に
委ね、これまでの姿勢を軟化させたことは大いに衝撃的でした。
しかし、それによって、客観的な意見/評価を得ながら
創作活動できるし、人脈もグンと広がるだろうし、
これまでの状況を打破するカギになると信じています。
まだ新人・中島卓偉の音楽活動は始まったばかり。
これからも見守っていきたいと思います。
《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》
今回の心に残る歌詞は、このコーナー登場3回目となるTAKUIの
「STAY TOGETHER」からの一節です。
過去のTAKUIの心に残る歌詞はコチラ
⇒心に残る歌詞 2 ~存在 / TAKUI~
⇒心に残る歌詞 1 ~DO IT BOYS AND GIRLS / TAKUI~
CHUNKY GOD POPTAKUIコロムビアミュージックエンタテインメント「STAY TOGETHER」は5曲目 このアルバムの肝となっています |
"手首が泣いてる"とは、これまた奇妙な表現に聞こえます。
ここに関しては、私の参加していたTAKUIのコピーバンドの
ギタリスト君とも議論したことがあるんですが、
恐らく、幼くして父親を亡くしたTAKUIが、止まらない涙を手首で
何度も拭うため、手首が涙で濡れてしまった状態のことを、
"手首が泣いてる"
と表現しているんじゃないか、という結論に至りました(推測ですが)。
このフレーズの後、
~感情を昭和に閉じ込めたのは 一秒でも早く大人になりたかったから~
と続くのですが、この悲しみは過去に置いて、自分が早く大人になって、
母親に楽をさせてあげたい、というTAKUIの思いが込められているのだと
思います。
この曲を一聴すると、恋人に向けたラブソングのように聞こえますが、
命の儚さ、運命の悲しさがテーマになっているあたり、
恐らく父親に向けて作られた歌なんだと思います。
TAKUIはかねがね、早く売れて母に楽をさせてあげたい、と公言しています。
一部の音楽ファンからは、その歌唱力や、楽曲の良さから、
高い評価を受けている彼ですが、セールスや知名度という点では、
まだまだブレイクしたとは言えない状況だと思います。
きっと、その辛い過去から、自立するのが早かったTAKUIは
人の力を頼りにせず自分で全てやろうとしたり、
誰の真似でもない常にオリジネイターであろうとする
ストイックな姿勢が、
先行シングルを全くアルバムに入れなかったり、
メジャーから一旦インディーズに戻ったりといった
これまでのプロモーション面にも影響していたのだと思います。
でも、以前から私は、そのプロモーション面に大いに疑問を
感じていました。ストイックな姿勢も大事だけど、
売れたいのなら、それなりのプロモーションをしないと、って。
それが今回、中島卓偉として名を改め、プロデュースを佐橋佳幸に
委ね、これまでの姿勢を軟化させたことは大いに衝撃的でした。
しかし、それによって、客観的な意見/評価を得ながら
創作活動できるし、人脈もグンと広がるだろうし、
これまでの状況を打破するカギになると信じています。
まだ新人・中島卓偉の音楽活動は始まったばかり。
これからも見守っていきたいと思います。
《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》
感動しました。
ありがとうござます。
もしかしてタクイファンですか?
この曲、良いですよね。
タクイさん、なかなか知名度が上がらないですね。。。
でも、今度ミュージカルをやるそうで。
相変わらずストイックにいろいろチャレンジしてますね。
曲の良さに惹かれ直ぐ好きになり、検索していたら此方の記事を見つけ歌詞に込められた思いに更に感動しました。
甘い歌声から想像すると、ありがちなラブソングのように聴こえるけど、家族への愛や強い自立心が込められていてTAKUIさんという人の他の曲も聴いてみたいと思わせてもらいました。
素晴らしい記事を書かれたleppsさんにも感謝。
コメントありがとうございます!私はもう8年ぐらいTAKUIのファンなのですが、その中でもやはり上位を争う好きな曲ですね。
彼の曲には両親や故郷・福岡がテーマになっているものが多々あって、思いの強さを感じます。
もっと要領良く世渡りする方法もあるんじゃないのかなと思いつつ、でもいつも彼らしいやり方で、我々ファンを楽しませてくれるので、ずっと応援し続けています。
本ブログでは、TAKUIのレビューたくさん載せてますんで、他の曲もぜひ聴いてみてくださいね。
なるほど、君が父親のことを指しているというのは、そうかもしれませんね。この曲はいろんな意味にとれる表現で書かれていますが、「3号線」の歌詞は赤裸々すぎて、ショックを受けるとともに、グッときてしまいますね。