DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[(WHAT IS THE)LOVE&POP?]Base Ball Bearの最高傑作かも!

2009年10月13日 | 音楽レビュー
Base Ball Bearの新作、皆さん聴かれましたか!?
以前、メジャーデビューアルバムのレビューを載せてますが(レビューはコチラ)、その頃と比べると、格段にベボベは良いバンドに成長してってると思いました。本作、とても充実してますよ。個人的には彼らの最高傑作と言っても過言ではないと思っています。

(WHAT IS THE)LOVE&POP?

EMIミュージック・ジャパン

いい声、いい曲、いいバンドアンサンブル

本作では、個人的には「changes」が一番好きかな。
Aメロ~Bメロとサビのキーが違うのを強引に転調しているところが若干気になりますが、でも聴いてて心地良いです。

changes
Base Ball Bear,小出祐介,玉井健二
EMIミュージック・ジャパン



あと、「LOVE LETTER FROM HEART BEAT」もいいですね。雰囲気的にやや「changes」と似た感じもありますが(^^;ただ、コーラス(恐らく史織ちゃん?)の声に変なエフェクトをかけてたのは、余計だったかな。史織ちゃんの涼しげなコーラスの方が合ってたと思います。

●LOVE LETTER FROM HEART BEAT / base ball bear


前作『十七歳』も良かったですが、そのクオリティは保ったまま、バンドとしてのまとまりや、小出くんの表現力がレベルアップしてるんじゃないでしょうか。メジャーデビュー時に、「このまま若さだけで突っ走ると、どこかで失速するんじゃないかな」と思っていたのですが、勢いだけではない何かを身につけることができたのかな、と思いました。

以前、ポンプさんのレッスンのときに、<うまいバンドの条件>の1つとして「息があっていること」というのがありましたが(⇒レッスンの記事はコチラ)、まさにBase Ball Bearは息があっているから、うまいと思えるバンドなんじゃないかなと思います。

《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


コメントを投稿