DUMMY FAKE ROLLERS

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[コブクロ LIVE at 武道館] MC集に副音声、爆笑が満載!

2006年09月04日 | コブクロ・馬場俊英
コブクロ初の武道館となった『NAMELESS WORLD』ツアーの最終日を
収めたライブDVDをようやく観ました。
以前、『STRAIGHT』ツアーのDVDのレビューを書いたことがありますが、
今作もかなり見応えがありましたよ。
(参照:コブクロのライブDVD『LIVE! GO! LIFE!』のレビュー)

コブクロ LIVE at 武道館

ワーナーミュージック・ジャパン

2枚組み、総収録時間208分!
爆笑と感動と良い歌がいっぱい


簡単に本作の見所を紹介してみると、、、
・新曲3曲披露!
・「桜」での黒田くんの涙
・中盤でMC23分!芸人の漫才ライブのよう
・「ストリートのテーマ」でのハプニング
・「轍」での小渕くんの涙
・ドキュメンタリーで観られるみのすけ社長のボケっぷり
・探偵ナイトスクープ調のディレクターセレクションMC集
・本編映像から脱線しまくるコブクロ本人による副音声
・副音声収録の途中でトイレに行ってしまうコブクロ達
・チラッと映る「君という名の翼」のレコーディング風景
などなどでしょうか。

いきなり新曲「彼方へ」で始まるオープニングにびっくりしました。
てっきり新譜の1曲目「Flag」から始めるのかなと思っていたので。
しかし、彼らの曲はメロディがとても良いので、新曲でもわかりやすく
聞き惚れてしまいました。

このライブの最もハイライトであったのは、彼らがインデーズの頃から
演奏している「遠くで・・」~「桜」の流れだと思いました。

民謡の名手であった小渕くんの今は亡きお母さんが立てなかった
夢の舞台である武道館に、今こうして立っているという思いが
いっぱいにこもった「遠くで・・」、
そして、彼らの結成のきっかけとなり、さらに昨年ようやく陽の目を見て、
ロングヒットになった「桜」、
どちらも彼らがストリートでずっと歌い続けて来たこの2曲の流れで
彼らの感情の高ぶりが最高潮に達したのは間違いなく、
それが「桜」での黒田くんの涙として表れたのでしょう。

アンコールの最後の曲が、『NAMELESS WORLD』のトップを飾る
静かなナンバー「Flag」であることに少し驚いたのですが、
この曲の歌詞の最後のフレーズが

「いつの間にか こんなに歩いてきたっけ」

というフレーズで終わるこの曲をラストに持ってきて、
ライブを締めくくったところに、
苦節5年、ようやくここまで辿り着いた彼らの思いが表れているんだなぁ、
とジーンときてしまいました。

大ヒット曲「ここにしか咲かない花」も収録されてますし、
まだコブクロのライブに触れたことがない方にはとっつきやすい
DVDだと思います。3時間半もの映像に全て副音声もついていて、
凄いボリュームなのに、アマゾンで5000円を切るなんて、
かなりお得なDVDだと思いますよ。

P.S.
本編の副音声の最後で、黒田くんの本音がチラリ
「ライブやるより副音声の方がつらいな・・・(笑)」

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