DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[BEAT&LOOSE / 中島卓偉] VIVAROCKまでのTAKUIと、ここ数年の中島卓偉が同居する集大成作

2013年10月27日 | TAKUI・中島卓偉
中島卓偉のデビュー15周年記念アルバム『BEAT&LOOSE』聴かれましたか??
凄いアルバムでした。気合い入りまくり。自らのファンクラブの名前をアルバムに冠してるあたり、かなりの自信作なんだろうなぁと思っていましたが、ここまでやってくれるとは!

いつも通り、既発シングルは収録せず、新曲のみ15曲。
全体的に、かの傑作『VIVAROCK』(⇒レビューはコチラ)の頃のTAKUIが戻ってきたなと感じました。タクイが最も脂がのってた時期ですかね。「BEAT & LOOSE」「さらけだす」「カモン! カモン!」「YES, MY WAY」あたりの楽曲から、そんな雰囲気を感じました。

でも、それだけではなく1stの『NUCLEAR SONIC PUNK』のヘヴィさや、「ULTRA SLACKER」(⇒レビューはコチラ)を通過したからこそ出てきたものや、「3号線」に匹敵するものなど、これまでの集大成感が漂っています。

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UP-FRONT WORKS


「ゲッザファッカゥッ!!!!」は、ヘヴィなリフとシャウト、そしてサビで少しポップな雰囲気になる感じがまさに『NUCLEAR SONIC PUNK』のトップを飾る「UP TO DATE」を彷彿させますよ!まさにタクイの原点がこの曲から感じられます。

●ゲッザファッカゥッ!!!! / 中島卓偉



「誰もわかってくれない」は、『POWER TO THE MUSIC』の頃の剥きだし感と、「明日への階段」(⇒レビューはコチラ)以降のタクイの独白感が融合したような歌詞がグサッと突き刺さってくるインパクトのある楽曲ですね。

●誰もわかってくれない


そして、さらにインパクトのある楽曲としては、「口パク禁止令」でしょう!
曲名からわかる通り、現在の音楽シーンに対して、みんながうすうす思ってることを、ド直球で叫んでくれてます。
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だいたいなんなんだ? 「アーティスト」って呼び方も
自分で物書いてねえ奴がアーティストって言えるわけねえだろ あぁ?
だったらせめて魂込めて歌え コラッ!
本気出してさらけ出して挑め
自信ないなら練習しろ!練習!わかったか?口パク禁止令だ!
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「だったらせめて魂込めて歌え」ってとこが好きです(^^

とにかく、このアルバムに限らず、タクイはこれまでも全身全霊、魂込めて歌ってきた正真正銘のアーティストだと思います。もっともっとたくさんの方に本作聴いて頂きたいし、タクイのことも知ってもらいたいです!

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2 コメント

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Unknown (さくら)
2013-10-28 08:06:57
情報ありがとうございます。
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コメありがとうございます (lepps)
2013-10-29 23:12:52
>さくらさん
もしお役に立てたなら光栄です!
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