DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[Believe / Orianthi] マイケルの横に居たあの美形ギタリスト

2009年12月06日 | アヴリル好きにオススメ
今年の音楽界のビッグニュースとしては、キヨシローさんや加藤和彦さんの死去がありましたが、やはり最も影響が大きいのはマイケル・ジャクソンが亡くなったことじゃないですかね。彼が音楽界、いや、ショウビズ界に残した功績は大変なものだったと思います。

そんな彼が最後にやろうとしたライブ「THIS IS IT」のリハ映像が、ここ数ヶ月テレビでよく流れていたと思いますが、その中で長髪の美形ギタリストが映っていたのを覚えていますか?「They Don't Care About Us」で、マイケルと絡みながら、カッコ良いギターソロを弾きまくっていたあの人です。今日はそのギタリストのアルバムのレビューですよ。

●マイケル・ジャクソン リハ映像


上記の映像の中で出てくるギタリストの名前は、オリアンティ。なんと、女性ギタリストでした。私はてっきり長髪のロック兄ちゃんが弾いてるのかと思い込んでましたが(^^;

しっかし、彼女の経歴を調べてみてビックリ。簡単に概要を紹介すると、かのカルロス・サンタナに発掘され大きく飛躍、その後スティーヴ・ヴァイ(!)などと共演を果たした末、マイケルのバンドのギタリストに抜擢。という、この年齢にしてもの凄い経歴。ギターの腕前もかなりのものですよ。

●Crossroads 2007 / Orianthi


そんな彼女が最近リリースしたのは2ndアルバムになる『Believe』。さすがロックギタリストだけあって、ロック感あふれる内容になっているし、ギターフレーズもカッコイイです。雰囲気としては、アシュリー・シンプソンの『Autobiography』(レビューはコチラ)や、リンジー・ローハンの『Speak』(レビューはコチラ)、ベッカの『ALIVE!』(レビューはコチラ)ぐらいのガールズロックな楽曲で、歌の合間にちょこちょことカッコ良いギターソロの合いの手が入ってくる、って感じですかね。

試しに、1曲目を飾るガールズロックチューン「According To You」を聴いてみて下さい!(YouTubeから映像を持って来られなかったので、リンクを貼っておきます)

Believe

Geffen

ギタリストとしての主張が随所に
散りばめられたガールズロックアルバム


いかがでしょうか?若いのでやっぱり歌うと、こういったアヴリル系のガールズロックになってしまいますが、1曲だけテクニカルなギターが堪能できるインストが入っています。ぜひ聴いてみて下さい!

●Highly Strung / Orianthi


数々の大物との共演で知名度を上げてきた彼女。マイケルとの本番ステージ共演には至りませんでしたが、ここでさらにグンと注目を集めているようです。今後の彼女の飛躍を期待せずにはいられません。

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