DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[宇多田ヒカルのうた] こんなクオリティ高いトリビュートは久しぶり。参加者の意気込みが伝わってくる!

2015年03月15日 | 音楽レビュー
昨年の12月にリリースされた宇多田ヒカルのトリビュート盤、聴かれましたか?
既にネット上では話題になっていたかと思いますが、私も少しだけ感想を。

宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-
クリエーター情報なし
Universal Music =music=

本作、1曲1曲のクオリティが半端ないなと思いました。宇多田ヒカルといえば、日本の音楽界が誇るカリスマ的な才能だと思うので、「彼女の名前を一片も曇らさないようにしないと」と各アーティストが考えて臨んだんじゃないかと思うくらい、各楽曲の作り込み感が凄いなと感じました。
ちなみに、参加者は以下の13組。凄い豪華メンツですよね。
AI/井上陽水/大橋トリオ/岡村靖幸/加藤ミリヤ/KIRINJI/椎名林檎/
Jimmy Jam & Terry Lewis feat. Peabo Bryson/tofubeats with BONNIE PINK/
ハナレグミ/浜崎あゆみ/吉井和哉/LOVE PSYCHEDELICO

これまで聴いた数々のトリビュートの中で、ピロウズの『シンクロナイズド・ロッカーズ』(⇒レビューはコチラ)に匹敵するクオリティ、いや、それ以上だなと感じました。
シンクロナイズド・ロッカーズ
クリエーター情報なし
キングレコード


私が気に入ったのは以下ですかね。
「Automatic」は岡村ちゃんにピッタリな選曲な気がします。

●岡村靖幸 - Automatic


吉井和哉の「Be My Last」はエレキギターとピアノの美しいアンサンブルの上に乗っかる吉井さんの力強い声にシビれます。

●吉井和哉 - Be My Last


ハナレグミの「Flavor Of Life」は彼らしい静かなアレンジでジワジワ沁み入ってきます。

●ハナレグミ - Flavor Of Life


本作では、かつてチャートを競い合っていた、浜崎あゆみがカバーしているということがかなり話題になっていたと思います。このカバーは、ほぼほぼ原曲に忠実なアレンジだし、あゆ独特の節回しもなく素直に歌い上げていて、オリジナルへのリスペクトを感じました。また、ややテンポアップしてるのか、アッパー感が出ていて、すごく好感持てます。

●浜崎あゆみ / Movin' on without you


ライブでもこの曲披露してるみたいですね。この曲聴いてると、なんだか15年前のフレッシュ感が戻った感じで嬉しいです。

●浜崎あゆみ / Movin' on without you(COUNTDOWN LIVE 2014-2015 A Cirque de Minuit)


本作、今年に入ってから聴きまくってます。まだ聴かれてない方、ぜひ聴いてみてくださいね。

《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


コメントを投稿