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金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

足関節内反捻挫~筋膜連鎖を利用した予防法~

2015-09-30 22:29:02 | 勉強
どうも(^_^)


決断力がない、、、失敗することばかりすぐ考えてしまう、、、マインドの弱い男です(+_+)


ホントに考えるより先に行動できる人がうらやましいです。


しかし、、、うらやましがっていても何も変わりません!!!


自分に出来ることを少しづつでもSTEPをふんで成長していかねば、、、(-ω-)/




と、いうことで、、、今回の勉強は、、、




柔道整復師らしく足関節の内反捻挫についてやってみようかと思います(^◇^)










内反捻挫は臨床でもとてもよく見かける症例の一つですね。


特に柔整師の専売特許といってもいいのではないでしょうか!?


それは言いすぎかな、、、





特にスポーツをしていて受傷する人が多いかと思います。


バスケ、サッカー、バレー、野球、陸上、テニス、ETC、、、、


私は小さい頃からバスケをしていえたので、今も少しはやっていますが、、、

(自慢ですが元国体選手だったりします(^^)vはい、どうでもいいですね、、、笑)


自分自身も捻挫した事はありますし、捻挫をする人、それを繰り返す人をたくさん見てきました。


私はそんなに繰り返すことはなかったのですが、、、


繰り返す人はなぜ、繰り返すのか???または、なぜ捻挫しやすいのか???



それは、ある筋膜ラインのspasmが背景にあるのではないかと考えます!!!


そのラインとは、、、


アナトミートレインでお馴染みのLL(ラテラルライン)です(=゜ω゜)ノ



そのラテラルラインの中でもとりわけ足関節捻挫に影響を及ぼす筋は、、、


もうお判りでしょう!?


そう!腓骨筋です!!!





腓骨筋の作用は外反です。内反捻挫の受傷機序と反対ですね。




では詳しく考えていきましょう。




内反捻挫を起こすと腓骨筋は著しく伸長します。


そして、その腓骨筋は自己防衛の為にトリガーポイントを発生させ短縮を起こします。


この短縮がやっかいなんです、、、


腓骨筋が短縮すると足関節のROMが悪くなり、足の運動性に問題が生じます。


そうなるとトリガーポイントがいつまでも残存し、少しばかりの内反の衝撃でも捻挫を引き起こしてしまうのです。


そして、少しばかりの衝撃で生じた捻挫もまた新たな腓骨筋のトリガーポイントを作り出します。


悪循環ですね(´・ω・`)


これが内反捻挫を繰り返す原因のひとつではないかと考えられます。




また、捻挫と疑われる症例にも腫脹があまりない場合もありますよね???


これも腓骨筋のトリガーポイントが原因のケースもあるんではないかと考えます。




このやっかいな腓骨筋のトリガーポイントは、さらに厄介なことを引き起こすこともあります。



LL(ラテラルライン)で腓骨筋と関係性が強いのは、


やはり、殿筋TFLでしょう!!!


そこへもトリガーポイントが波及する場合もあります。


そうなると、腰痛が発生したり、頚、肩関節にまで影響していくことだって考えられます。




まさに>、「身体はつながっている!!!」strong>ですね('ω')ノ



しかし、この事実を知って入れば内反捻挫を繰り返すと悩んでいる患者さんへのアプローチがみえてくるのではありませんか???



LL(ラテラルライン)の解放ですよね(*´ω`*)



これも、内反捻挫の患者さんへの治療戦略に加えることにより、繰り返し捻挫を防止できる確率が高くなると思います!!!








RICEして電気かけて腫れが引いたら荷重してROMして終わり。


ではなく、患部以外の部分のケアも当たり前に出来るセラピストになりたいものですね(^^)




それがこれからの時代に、患者さんから選ばれるセラピストではなかろうか!?



偉そうな事言って、今回は以上です!



最後まで読んでくれたありがとうございました。





おわり





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