みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2023年愛媛旅行 - 2日目その3(宇和島城2)

2023-05-04 17:44:31 | 2023年愛媛旅行
目次

2023年2月24日9:52
天守閣を出たあたりで腰を落として折りたたみ傘を拾ったり、靴を履いたり。
こういうことが当たり前に出来るということの、なんとありがたいことか。

腰、大丈夫でした。
天守台の石段を下りる際にちょっと危ない場面はありましたが、大丈夫でした。

行きに滑りかけたところをメートル単位でお~~~~おきく迂回するなどして藤兵衛丸へ。
ここには、城山郷土館があります。


文化面の展示ですね。


さて、最大の問題は、建物に向かうルートです。

完全に水に浸っているんですよ。。。


幸い両サイドのコンクリート部分は水没していないので、平均台のごとくそちらを進みました。


ははぁ、まさかの江戸時代の建物でしたか。


この辺は拡張工事で増えた部分でしょうけど。


山里倉庫の棟札



中の展示は、宇和島自体についてと、宇和島城と、あと宇和島の著名人についてのものがメインでした。
一部、子ども向けコーナーもありますね(ちょっと広めなスペースを取ってあって、好感が持てます)

1950年、映画『てんやわんや』ロケに関する展示



文化面


続いて子ども向けコーナー

鉄道唱歌。曲が思い浮かばないのは、非常に申し訳ない。


パッチワークみたいな椅子が良いですね。


迷路(なぜ)



偉人コーナー
佐賀に行ったばかりなので、蒸気船ネタを見るとちょっと気になりますね。


この辺は割と知ってる(左は、今朝橋も見たし)


あ、穂積さんって、奥さんうた(渋沢栄一の娘)か!
そういえば大河ドラマで伊達宗城が婿として仲介していたような記憶が。。。


末広鉄腸は知ってる。


存じ上げないけど、『字源』はさすがに知ってる。


文化人は……あいにく私は学がないもので。。。


のちのち出てくるので、紹介まで。


……たぶん知らない。


あれ、右の人、別府駅前で見たぞ!? そうか、宇和島出身だったのか。
そして左の人にはある意味お世話になっています。商船三井を遡るとこの人に行き着きますので。


どちらも存じ上げないのですが、左の人の紹介にある「日本を代表する農業機械のトップメーカー」というのを見て
「あ、クボタじゃなかったんだ」と思いましたすみません。


へぇ、高野長英もちょびっとだけ宇和島にいたんだ。


右は有名ですが、左、『仁』で読んだぞ!



さて、本当は映像資料なんかもあるのですが、ここは見送ります。
お城は油断するとすぐ時間が溶けるので。ちなみにここは、15分ほどの滞在でした。



さて、では残りの郭を見て回りましょう。


ただ、困ったことにここから別方向にそれぞれ郭があります。
まずはほぼ同じ高さにあるけれど、少しだけ歩く「代右衛門丸」。

この関係者以外利用禁止な階段を横目に裏手へ進んでいきます。


もう一方は、1つ前の写真でも見えていた、1階層下の「長門丸」。

長門丸の方はすぐなので、そちらを優先してみましょう。
ちなみにちょうど今立っている場所には雷門という門がありました。……どうしても浅草をイメージしてしまいますが、小さめの門です。


外から見た山里倉庫。昭和時代にここへ移設したので、江戸時代にはもちろんここにはありません。


上から見てもそうですが、下から見てもかなりの石垣ですね。
ちなみに往事には隅櫓(西角矢倉)がありました。


長門丸解説


ここは本丸の倍以上ありまして、宇和島城のうち山にある郭では最大です。
今は、だだっ広い公園と貯水池になってます。


ほう、宇和島城最古の石垣ですか。


……いや、上が「江戸時代に修理されたと考えられる範囲」とか言われてもまったく分からないですよ?
さすがプロ。



さて、さらに進みましょう。実はこの先にも石垣がありまして。



お~!
上は前述のもう1つの郭、「代右衛門丸」です。
ここの部分には南角矢倉がありました。


さらにもう少しだけ進んで、横を見てみます。
お~、長い。郭の広さが伺えますね。



……ではここで戻ります!!!
ぶっちゃけ距離的には進んだ方が「代右衛門丸」に近いのですが、通らなかった道に何かあるかもしれませんし!

てことで雷門付近まで戻って、先へ。

おお、二之丸に続く階段でしょうか?
確かに普通に行くとかなり迂回しますからね。


谷をまたぐ通路。
当時はどうしてたんだろ?


上に荷物をあげる用のやつがある。



さて、「代右衛門丸」に到着です。広い。
下で引き返してからざっくり5分くらいかかりましたね。


どれ、下はどんな様子でsy……こっわ!!


高低差えぐい


ここを降りるわけですが……階段にご注目ください。
段の部分が、よくある木ではなく、まさかの竹!すっごい滑りそう!!
慎重に、慎重に進みましょう。


これまでの石垣とは異なり、表面がカットされて全体として平面になっていますね。


無事に下まで降りました。
どうして下から見るのと上から見るのとでは、こうも違うのか。



さて、何やら奥まで道が続いていますね。
後悔の無いように、行ってみましょう。


石垣解説


なるほど、デザイン的巨石


崩れないよう支えている。。。


おや、何やら特徴的なものが


石垣が崩落している。。。


この区画の最奥部分、煙硝矢倉があった場所



さて、では元のルートに復帰しましょう。
滑らないように気をつけつつ。


当然のように城内にも柑橘類が植えられてますね。


下りた場所が最後の郭、式部丸です。


ここには井戸があります。


石垣の三重奏


井戸に近づいてみました。


井戸丸と同じく、谷筋ですね。



さて、ではいよいよ宇和島城を出るとしましょう。
三重奏を超えまして。


南側、上り立ち門へと向かいます。


石垣も見納めです。


やや、ゴールが見えました。
式部丸からせいぜい2分ですね。


……こんな傾斜地に水準点を?


無事、平地に下りました。転ばなかったし足腰も許容範囲内です。



この上り立ち門は城の搦手側にあたりまして、かつてはここから100mほど南に搦手門と搦手門矢倉がありました。
上り立ち門自体も当時のものだそうです。飾り気が無いのは、裏口だからでしょうね。





なお門の横は少しだけスペースが取ってあり、児島惟謙の像があります。





時刻は10:44。2時間弱でしたね。
さて、本来であればここで区切るのですが、場所的にすぐ横に立ち寄ったので無理矢理今回の投稿に含めてしまいます。

南豫護国神社です。




狛犬ではあるのですが……よく伸びる猫かな?




維新三功臣之碑(伊能友鴎、得能亜斯登、都築温)


いざ、拝殿へ






おや、横に何か……ニューギニアかぁ(生還率がものすごく低い)



さて、この神社の売りの1つはこの拝殿前にある狛犬です。
なんと by 渋沢栄一!
やっぱり娘さんつながりですかね?



おや、境内に土俵がある。
さすが闘牛の街(関係あるかどうか)


本殿



さて、では撤収しましょうか。時刻は10:53です。
案外と40分ほど巻きで進んでいます。
次は昼食の予定でしたが、まだ開店していないでしょうから順番を入れ替えましょうかね。

と、帰りに気付きましたがお手水の屋根が倒壊している。。。


階段、なんか溶け出してる。。。



さ~て、次の場所、大まかな位置は覚えているのですが、ぶっちゃけ正確な位置は把握していません。
まあ、小さい施設ではないので近づけばどうとでもなるでしょう。

まずは大通りへ。

「初恋の味、カツ丼弁当 バイカル湖より深い味……唐揚げ弁当」
いや、どういうこっちゃ!! すごい気になる!!



さて、見事に迷ったのですが、まあ地図で照らし合わせてみれば、1つだけ言い訳を通せば最短ルートを通ってますね。

唯一の言い訳。
ここに立ち寄ったことを正当化できれば!


ええとですね、ここ、先ほど触れた搦手門と搦手門矢倉があったあたりです!
道を奥に行って、緑の部分にぶつかったところが上り立ち門と南予護国神社の中間くらいの場所です。
どうです、ちゃんと来るだけの理由がありますよ!(一応当時も、予習していたのでその認識がありました)


このあとGoogle MAPの力を駆使して、無事に次の目的地にたどり着きます。
さすがに「宇和島城2」というタイトルで続けるには許容限度外なので、今回はここまで。


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