2019年GW安来旅行1日目その7（安来苑）

2019年4月30日、安来旅行の初日、そして平成最後の日もいよいよ残り6時間半ほどとなりました。
鷺の湯温泉に帰ってきたところから再開です。


鷺の湯温泉は、1日目その5で紹介した安来節演芸館や、有名な足立美術館（翌日訪問予定）があるエリアです。
温泉が観光地と隣接しているのは、回る方としては非常にありがたいですね。

ちなみに今回のお宿は安来苑さん。
2連泊します。
無事にチェックインも済みまして、お部屋です。


おお、広い！
公式サイトでも自ら宣言しているように、なるほど、建物は綺麗とは言えないです。
ただ、その分は料理が十全に補うようなので、期待大ですね。というかお腹減りました。

さて、窓からの眺めは……Oh...
※安来苑の食堂屋根。ちなみに右に写っているのは足立美術館併設のお土産物屋さん。


しからば、左側は……ぐぬぬ。
※おそらく、安来苑、もしくはさらに隣の宿（さぎの湯荘）。




さて、待ちに待った夕飯です。
もう、お腹が減って減って。。。

どーん


ちなみにこちらのお宿は、1000円単位で料金を上げることが出来まして、その分は丸ごと料理に反映（1品増える）されるそうです。
上限いっぱい（それでも1万2200円）まで増資しましたので、このあと出てくるであろう料理も期待できます。

あと、友人Aは苦手ということで避けましたが、私は宿を予約する際にどじょう料理もオーダーしています。
せっかくですからね！
食べたこと無い（推定）から、苦手かどうかも分からないですし、ならば試してみなくては。


私「どじょう料理ありはどっちの席ですか？」
宿の人「え……いえ、どちらもありませんが」

……は？

あー、あー、あー。
なるほど、なるほどね？

1月に予約のメールやりとりで「どじょう料理につきましては、お一人様分だけご用意させていただきます。」と回答が来ましたが、
なるほど、4ヶ月近く経過して抜け漏れてしまいましたか、そうですか。

……まあ、今のタイミングでぎゃーぎゃー言うのもやらしいし、もういいや。
あるもので楽しみましょう。
少々予定は狂いましたが、どじょうを食べる機会はまたあるでしょう。


わーい、蟹さんだー☆（棒読み）


ボタン（イノシシ肉）卵とじ！
味は……別に苦手とかはないですね。なにやら普段食べる肉とは確かに違いますが。


うましうましと食べてしまった天ぷら。


焼き魚。うまし。


ところでここの食事は、最初からご飯をお櫃で出してくれます。
会席料理風なところだとご飯は最後にしか出てこないですが、私はそれが苦手なんですよね。
おいしいおかず達を、ご飯と一緒に味わいたいので。
その点、ここは素晴らしいですね。

お吸い物（ぶれぶれ）



ふう、ちょいと微妙なしこりはありましたが、おいしいご飯でした。
もう満腹で入らない！

さて、お部屋に戻りまして。


ちょっとお部屋のことについて注意点を補足しておきましょうか。
まず、コンセントの配置が微妙です。（これは大抵の和風旅館ではそうですが）
布団の配置をかなり工夫することでなんとか回避しました。
具体的には、部屋に入って右奥を頭、部屋の中央を足、という具合に斜めスタイルです。
射程圏内のコンセントがそこにしかないのだもの……。

部屋にちゃんとトイレがついているのは問題ないですが、少々古めかしいのはご愛敬ですかね。
ただ、部屋に櫛がないのは計算外でした。
「どうせあるだろう」とたかをくくって持ってきてないですよ……。
う～ん、お風呂にあるといいなぁ（結論：ない）

あと、のしのしと部屋の中央から窓の方へと歩くと振動がかなり発生します。
滑るようになめらかに歩けばOK。

友人A的に難儀したのは、部屋に備え付けの金庫がないことでしょうか。
これから風呂に行くのですが、貴重品の管理が……。

ということで、持って行ってみることにしました。
風呂の状況次第ということで。


さて、安来苑はお風呂が大きく分けて2種類あります。
大浴場と、貸し切り露天風呂です。

このとき、ちょうど折良く貸し切り露天風呂が空いていました。
これで貴重品の問題もクリアですかね。


……が、1つ大きな問題が。
貸し切り露天風呂、正確には内湯と外湯があってどちらもひとまとめに貸し切りです。

……それだけのキャパシティで、なにゆえ洗い場（シャワー）が1つしかないんです？？

別府のみゆき屋さんを思い出すなぁ。


仕方がないので、私が待機して友人Aに先行してもらいました。
ちなみに洗い場はそこまで広くないのですが、貸し切り風呂なのでその辺は許容範囲ですか。
天井が低いので、私としてはそちらが少々難儀しました。

お風呂は、まあ悪くはないですね。
特に熱すぎるということもないですし。

露天風呂は当然温度が下がります。
というか、これ、やろうと思えば向かいの建物から丸見えなのでは？？？
大丈夫なの？　大丈夫じゃ無ければとっくに問題になっているでしょうけども。


ということでなかなかツッコミどころもありつつ、お風呂終了です。



さて、なんと碁盤を貸し出してくれるということなので、早速借りてみました。
友人Aの方は軽く4子は強いのですが、手合いはどうしたっけか。

……はい、死にました－。（注：中央から左下にかけての黒が全滅）


ふふ、弱い、弱すぎるぜ自分！！



地味に時間がかかったので、どれ、そろそろ寝ましょうか。

ん？


あ、蚊だ。
それ、それそれ！
友人Aが撃墜しました。

ふう、やれやれ。

……んんん？

た、対空戦闘用意！！（脳内で鳴り響く『この世界の片隅に』で聞いたラッパ音）


＜略＞

空襲警報～解除～。

ふう、都合、蚊を5匹倒しました。
まあ機密性の低い建物ですし、何より脇は用水路で、当りには田畑が広がっていますから、蚊がいないほうがおかしいですね。
しかし、部屋にキンチョールが備え付けてあるのはそんな理由だったとは。

アースノーマットもあったので、早速使用しつつ、全ての障子類を閉めて、さりとて警戒警報は解除できずに就寝。
……結局、それ以降の襲来はなかったので助かりました。


さあ、2日目へ。