みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2024年石見 2日目その3(津和野-津和野城2)

2024-06-22 23:42:06 | 2024年石見旅行
1日目その1へ

2024年2月23日9:52
さあ、ではいよいよ本丸です。


正規ルートを進めないのはちょっと残念ですが、これも「今だけ特別」と思えば悪いことではないですね。

中央、「万代の池」とのことです。重要そうな水場ですが、谷なのでちょっと防衛が不安になります。
(しれっと「未使用石垣石材」なんて転がってるあたり、もうちょっと藩主さん整備しようよ!)


……お?
意外と急斜面だぞ?


……下から見るのとでは大違いですね。
途中ですれ違う人がいなかったのは何よりでした。


石垣にこの角度から迫れるのは、確かに今だけ特別です。


写真を撮りつつとはいえ、なんと4分も経過してました。
ようやく仮設通路も終点です。


まったく、ヒヤヒヤさせやがって!



ということで、ここは台所櫓です。


正面をさらに進むと一段低いところにも郭(海老櫓)があります。


こっち方面が城の搦手(弱点)にあたるそうなのですが……ちょっと何言ってるのか分からない。




……あー、まあ確かに側面はちょっとだけなだらか?
というか雲の切れ端が発生してますね。すごい。


台所櫓から見た本丸方面
おお、右斜面側からは雲が立ち上っている!


左側。本来の登城ルートです。このつづら折りは狙い撃ちですね~。


進んでみたかった……!


地図と解説。
どうせならさっきの谷に設置すればいいのにな?


真後ろは西門跡
狭い門ではありますが、これが前述の比較的(まだしも)緩やかな方面、搦手側です。


では先に進みましょう。
ちなみに、正面の石垣が天守閣エリアだと当然思われるかと思いますが、実際にはあれは「三十間台」と言います。
天守があった天守台は、なんと写真左上、すぐ目の前の1段高いだけの場所です。


天守台や三十間台も気になりますが、まずは同じ階層である三の丸に行きましょう。
……そうですね、近づくと危険なのは大変理解できます(頼まれてもごめんです)


ちなみにこの辺で、何やら鳥がチチピーチチピーと鳴いてました。なんだろなー。


おお、三の丸、結構広そうですね。


三十間台の1段下にあるこの小さい郭、人質櫓といいます。
全然名前の由来について触れられてないのがかえって想像をかき立てますね。



お、ライトアップだ。
……て、ライトアップ!?!?!


しまったー!
前日に津和野町日本遺産センターでオススメされてたのに、昨夜忘れてた!!
違うんですよ、昨夜は肉と戦ってですね。ほら、どうせ雨だっただろうし!(酸っぱいブドウ)


はい、気を取り直して三の丸


お~、眺めがよろしい。
※ちなみに西側を見てます。


三の丸の突端。南門跡です。
ここから40分ほど歩くと、前日に立ち寄った大杉に行けるそうです。




……ひょいと覗いてみたところ、このあといきなりめっちゃ急なのを見てそっと引き返しました。


南門横の石垣からの眺め
この南門は出丸よりも横幅が無いので攻められても排除するのに苦労しそうなのですが、そもそもここへ大兵力をぶつけるのも無理なので。。。


ちなみに三の丸の東側もこんな感じなので、ルート外の斜面を登って攻めようなんて、諦めるのが身のためです。
(正面に見える人質櫓の右側斜面ならあるいは……いやいやいや丸見えじゃん)



さて、いよいよ天守台に入りました。
西門跡・台所櫓が見下ろせます。高さが足りないので、海老櫓は見えませんね。


天守台から見た三十間台(左端の1段低い場所は太鼓丸)


天守台もほどほどに広いのですが……なぜ天守台が一番高い場所じゃ無いのかは謎だそうです。


では、さらなる高みに至るとしましょう。


太鼓丸。最高地点である三十間台の手前にある最後の郭です。


中央やや右のくぼみが今登ってきた道。
中央と左の石垣の間に、かつては三十間台に行くための最後の門がありました。


とりあえず太鼓丸の端っこへ……たかーい!


こっちもたかーい!
手前の尾根にある人工物は、ライトアップ用です。
画面中央は、今朝お邪魔した太皷谷稲荷神社です。拡大して気付きましたが、ギリギリのところで利用した宿(ゆとりろ津和野)も写ってました。


ちなみに少し位置を変えると木の間から出丸も見えます。


さあ、いよいよ三十間台です。


門のところの石垣から太鼓丸を見下ろす図


天守台と台所櫓を見下ろす図
意外なことにここでも海老櫓はよく確認できません。


人質櫓・三の丸・南門
ちなみに昨日行った道の駅は真っ正面にあるのですが、手前の山に隠れて見えません。


迂闊にも「これなら斜面から行けるのでは?」と勘違いしそうになって良くない。
(向こう側、あと150mくらいで道の駅なんだけどなぁ、惜しい)


南東方面
当然ですが、怖い! いま震度4が来たら死ぬ!


ちなみにこの三十間台は、かなり広いです。「千畳敷」と名乗っても問題ないレベルですね。
※1名先客がいてベンチで休んでおられたので、ほんとの端っこから全景を撮影するのは断念しました。



さて、戻りましょう。
ちなみに時刻は10:21です。

……行きは気になりませんでしたが、天守台に降りる道、結構凶悪に滑りますねこれ。
幸い今朝から雨は降っていませんが、昨日もずっと降ったりやんだりでしたからね。


まだガスってたのでパシャリ



……さあ、再びこのお時間がやって参りました。
仮設通路です。


うっひょ~こえ~。
※昨夜からの断続的な雨で濡れており、かつ靴は前回最後に書いた泥濘のため砂と泥にまみれているものとする。


調子に乗ると、冗談抜きに「Anotherなら死んでた」的なイベントが発生しそうです。
慎重に、慎重に。

おおっと、下から1名いらっしゃいましたよ!?
※幸い、ところどころにすれ違うための広めのスペースがあります。


約4分後、ついに泥濘地帯に戻ってきました。


余談ですが、ここからは西側(リフトは東側)へと通じる道があります。
利用しませんでしたが、少し行ったところにトイレもあります。



……さて、泥濘地帯をどうやって突破するか。
行きの自分の失敗ルートやすれ違った家族連れのルートを見るに、、、

このキワを行くのが正解と見た!!(正解でした)



7分後にはもうリフト乗り場です。(写真は10:41)
ちなみに上側のリフト乗り場には特に見せるためのものは無いっぽかったです。



結局お城では家族連れ(3名)とソロ2名の合計5名と行き会いました。
まあ……昨日の経験を踏まえると、津和野としては多いかな?

とか思っていたら下側のリフト乗り場で、20名くらいの団体さんがいました。
おお!?

ツアー客でしょうが……仮設通路がんばれ!
あと手前の泥濘地帯がんばれ!


続きます。


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