みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2023年愛媛旅行 - 3日目その5(臥龍山荘)

2023-07-23 12:49:31 | 2023年愛媛旅行
愛媛旅行編の目次

2023年2月25日12:02
昼食を終えました。では次の目的地に向かいましょうか。

……の前に、興味本位で陸閘の向こうを覗いてみましょう。
本当ならここを通るはずでしたし。


上流側
あわよくばと思いましたが、通行止めだ。。。


下流側
ここを通りたかったなぁ。


さて、諦めて街中を進むとしましょう。
ちなみにこれでも堤防ですので、さすがに塀の後ろには壁があります。ちなみに右後ろの屋根は、お昼をいただいた油屋さん。



……どっちやねーん


せっせと自転車をこいで(少し登り)、自転車を止めても良さそうな雰囲気の場所に着きました。


おお、あの有名な渡辺勘兵衛!



さて、では臥龍山荘に行きましょう。
ちなみにお城で買った共通券の対象施設です。


重要文化財です。


隠れ家感が強いですね。




中は、昼過ぎということもあって若干だけ人がいましたね。混んではおりませんが。


清吹の間
透かし彫りがなんとも良いですね。


その上には神棚がありました。


床柱がスパッと切られてます。わびさびよく分からない。


河内寅次郎
明治時代の豪商で、現在の山荘はこの人の手によるものだそうです。


壱是の間
先ほどの部屋と違って、落ち着きますね。


さっきの部屋(写真奥)が悪いわけでは無いんですが、ゴージャスなものに慣れていなくて。



川べりに建てられているので当然ながら肱川が眼下に広がります。
大変良い。


明かり取りの窓が円いですね。


おや、よく見ると向こう側に、突き出した半島のようなものがありますね。
囲いがあるってことは行けそうですが……はて、どこからだろ。


奥に行くと、橋でもあるのかな?


一枚板だと!?
金持ちのすることは分からん。。。


霞月の間
違い棚を霞にみたてているんだそうです。


壁の一部を塗り残しており、荒れた農家の風情を出しているのだとか。
わびさび分からない。。。


ああ、この眺めはよいですね。
ひょうたんの彫りも面白いというか。


広さ的には一番狭いです。(じゃないと荒れた雰囲気は出ないでしょうし)



さて、一度建物から出まして、次に向かいます。
そして、「にじり口かお前は」と言いたくなるような次のエリアへの入り口の低さ!
「頭に注意」どころか腹とか胸の高さですよ?



そこを抜けると、今見ていた建物のお庭です。
建物を横目に、奥に進みます。


あ、この明かり取りの窓はさっき見物した際には気付いてませんでしたね。


井戸の横にどでかい貝殻が


一瞬トイレに見えた!(不敬)


振り返って山荘全体。
まわりにあまり建物が見えないのはとてもポイント高いですね。


上段の白い部分、「非常に生育が遅く珍種の苔」とのことです。


トイレじゃ無かった。ごめんなさい!
(もと浴室だったのを1949年に茶室に改装したそうです)




なぜここに花立てが(マッチしているので個人的には良い)


いよいよ一番奥の建物が見えてきました。
例外的に結構人がいますね。


潜龍洞。氷室です。


一番奥の建物(不老庵)、川にせり出すようにして建てられており、眺めが非常によろしい。


ちなみに「結構人がいる」と書きましたが、内訳は5人くらいの若者グループと、ピンの女性でした。
さっさと立ち去ってくれないかな~写真撮るに撮れないんだけどな~。あとグループ内で唯一ノーマスクでマシンガントークしている女、黙れ。

室内が空くまで、外を眺めて過ごします。

下ですか?
崖です。


どの程度崖かと言うと、この程度です。


フリではなく、「押すなよ、絶対押すなよ」状態です。


さっき見えた対岸の半島の先っぽ。そういえば渡れるような手段はありませんでしたね。



おお、屋根がカーブしてる。


さて、待つこと2分、ようやくグループが出て行ってくれました。
改めて室内を見ましょう。かなりシンプルですね。


でも正直、この眺めがあれば十分ですよね。


……たぶん「不老庵」と書いてあったのでしょうね。


清水の舞台、的な。



さて、戻りまして、例のにじり口を過ぎます。
ちょうど団体さんが来たタイミングでした。危なかった。

……さ~て、ちょいと川べりまで下ってみましょうか。

ほらね、あの半島に行ける!
(中央が半島。右手が臥龍山荘)


半島(左)と臥龍山荘(右)との間、こうしてみると最接近ポイントでは意外なほどに近いですね。


臥龍山荘の場所からだと、十分遠いですけど。


横穴があって、仏様が置いてありますね。
(左の横穴は木が生えてますが)


「臥龍」
……ひょっとして、この半島こそが龍ってことでしたか?


松島の雄島を思い起こす光景ですね。


半島の先端は、四阿がありました。


少し枝を払いたい気持ちもありますが、十分よい眺めですね。


あ、不老庵。
実に清水の舞台というか、むしろ床下の浮いている部分がだいぶ広くて、素で怖いですね。




藤雲橋
……かつてはあったのか、それとも空想上のものなのか、どっちだろ。


おお、どういう仕組みか分からないけど、対岸の地層と苔の具合が藤の花のようだ。



半島側はほぼ誰にも出会いませんでしたね。
付け根部分ですれ違ったくらいでした。

少し急ぎ足になりましたが、滞在は半島含めて30分くらいでしたね。
肱川の水量が控えめなタイミングだったのは幸運でした。水かさが増していたら不老庵なんて恐怖でしかないでしょうし、半島側には渡れなかったでしょう。


続きます。


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