みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2020年防府旅行 1日目その2(種田山頭火)

2020-04-17 23:21:37 | 2020年防府旅行
2月21日11時25分。ついに防府駅に着きました。


朝4時に起きて、7時40分(ただし定刻なら)の飛行機に乗って、そして11時25分に到着です。
……うん、あっという間とはいきませんね。やはり新山口での待ち時間が痛い。

まあとは言え無事に着いた!
めでたい!

ちなみに下関出身の友人に上の写真を送ったところ、「惜しい、逆だ!」(新山口駅から逆方向の電車に乗ってひたすら揺られていくと下関)とのこと。
ふへへ、すみませんね、旦那。

さて、改札をでました。


さすが、ホームで写真撮ったりしていただけあって、もう一緒に乗ってきた乗客ははけてますね。
ていうか空いているな、改札前。

ちなみに左下に写っているのは、ちょうど目の前を通ったおばあさんのニット帽です。


さて、まずは大きな荷物を宿に預けてしまいましょう。
ということで駅の南口。


……人がおらん。

おお、何かよくわからないモニュメントとAEONがあります。


そして今回のお宿、「ホテルルートイン防府駅前」です。
名前の通り駅近です。素晴らしい。


さて、ついでに観光案内板を写しておきましょうか。
正直大体頭に入っていますが、まあお約束として。


どれ、お宿へ……おお、なんだこのレリーフ。
写真だと分かりにくいけど、目に力があるぞ!


マンホール。もうちょっと推すものはないのかい?




ということで宿に荷物を預けて、ついでにチェックイン手続きも大体済ませて、いざ出発です。
というかちょっとお腹空いた!!(11時半過ぎ。朝食は5時前)

お昼は2択まで絞ってあるので、あとは現地の様子で決めるつもりです。
さあ、その場所まで歩きます。だいたい1kmですね。


おお、駅のガード下、凝ってますね!
中央は梅の花ですね。さすが天満宮がある町!


駅の北口。
ちなみにこっちの方が古くから栄えていた側です。南側は、昭和の頃には工場系がメイン。


お、バス乗り場付近になにやらブロンズ像群が!
どれどr……スマホの充電が切れた。嘘やん、今まで60%くらいあったじゃん。

本格的な観光をスタートした途端にこれでは先が思いやられますが、まずはモバイルバッテリーをつないで……。
よし、稼働できるまでには回復しました。

え、ブロンズ像の写真?
なんか巡り合わせが悪かったね。

北の方向をパシャリ。
このカット、実は映画『マイマイ新子と千年の魔法』のワンシーンとだいたい同じ場所だったりします。ビバ、聖地巡礼。


脳内では「みた~じり~ みた~じり~」と自動再生です。
※防府駅は、昔は三田尻駅でした。


さて、ついでに気になる場所を。
なんかでかいものが見えると思ったら。


地域交流センター「アスピラート」というそうです。
あいにく観光客向けっぽくはなかったので、入らず。


さあ、さきほどのまっすぐな道をひたすら北上します。

……防府において「まっすぐな道」というのは特別な意味を持ち得ます。
2日目に改めて紹介しますが、ここはかつて、周防国の中心であり、国庁が設置され、条坊制に基づく区画整理がされていました。
前述の映画タイトルにもある「千年」とはこの歴史を指しています。


おお、あれぞ我らがゆめタウン先生!
この旅で訪れるかどうかは分かりませんが、心の中で敬礼です。



さて、私はこの道中でやらねばならんことがあったのです。
それは、最終日で訪問する「阿弥陀寺」さんに拝観申し込みをすることです。有料エリアの拝観には、事前の電話予約が必要なんですよね~。
本当は歩きながら電話すると危険ですが、先ほどからほとんで人も自転車も通らず、しかも道はすごいまっすぐなので、多少油断できます。



おお、天神山がだいぶ近づいてきました。
それにしても、山頂付近に大岩があるのって、この辺(山陽地方)のトレンドなんですかね。わりとよく見かけますが。




……おかしい。
ううむ、たぶん道を間違えましたね。
途中で右折しないと行けないんですが、たぶん行き過ぎました。

とはいえ、じゃあどこで曲がるのかと言われると……。
しまったな、Google MAPで予習し忘れた。迂闊。

道を戻り、たぶんここで曲がるのではないかというポイントに出ましたが……お、ちょうど目の前の信用金庫から、いかにも地元なおばあさんが出てきましたよ。
これは道を聞く一手ですね。

すみません、天満宮へ行くには、この道で良いんでしょうか?

……ふむふむ、ほうほう。
そうですが、もっと上流の方に住んでいて自信がない。
え、信号渡った向かいにある美容室に入っていって聞いたらどうか?
ははあ、なるほど、それは確実でしょうなぁ。
え? 私ですか? 東京からです。はい。いえいえ、2泊がっつり防府です。

いえいえ、お時間を取らせまして申し訳ありませんでした。
ははは、では。

……うん、どうせこの道でしょう。
さすがに美容室に突撃かまして道を聞く勇気は私にはありません。

とっつげーき


幸い、当たりでした。


さて、今の写真でお気づきかもしれませんが、車道の色が変わりました。
この道、「萩往還」と言いまして、かつて毛利藩が、ここ防府(というか三田尻)と萩を往復するのに使った街道だったのだそうです。


防府市内、結構ガッツリこの萩往還を目立たせています。
観光パンフレットの地図では、萩往還だった道が色つきで紹介されているほどです。

定念寺の宮市観音




大きいというほどではないですが、立派なお寺です。







さて、そのすぐ先にも歴史スポットが。


本陣ですか、立派な建物ですな……あ?


あー、諸事情で壊したんでしょうね-。




そのすぐ隣、山頭火ふるさと館。
俳人種田山頭火の施設です。


あいにく種田山頭火と言われても作品の一つも暗唱できない無教養ではありますが、では入館して触れてみましょう。


「妻を捨て子を捨て
明日をもしれないその日暮らし。
借金を借り倒し、タダ酒をたかり、
それでも人に愛されて
心に沁みる句を紡ぎ続けた男、
種田山頭火」


……すげえ、俳句の才能がなかったら、どうしようもねぇ!?

建物を作るときの発掘調査結果


この「宮市」エリアは天満宮の門前町だったんですね。


防府ゆかりの文芸家たち


高樹のぶ子さんだ!!
※映画『マイマイ新子と千年の魔法』の原作者

その他の面々。すみません、教養がないもので、存じ上げない。


ああ、種田山頭火は写真が残っているんですね。



さて、ここから先は撮影禁止エリアです。
内容的には句の紹介と、種田山頭火の人生の紹介です。
プロジェクションマッピングも活用していますが、残念なことに展示スペースが狭いので「あ、もうおしまいか」という印象をぬぐえませんでした。

お客さんは他に5人くらいいたでしょうか。
全員60オーバーでしたね。

さて、これは経営が厳しそうです……お土産物コーナーを見てみると、ポストカード(句が書いてある)がありますね。
どれ、父が最近『プレバト』をお気に入りですし、1枚買ってみましょうか。

ふむ……ダメだ、自由律俳句の良さがまったく分からない。。。
まあ直感でこれかな?

私「すみません、これください」
レジのおばちゃん「あちらに版画バージョンもありますが、よろしいですか?」

どれどれ?
なるほど、趣がありますね。
……む、こっちの方が1枚当たりの単価が高い、おばちゃん、商売上手。

まあとは言え数十円しか変わらないので、版画バージョンを1枚お買い上げ。
是非にとのことなので、ついでにアンケートにも回答。


さて、もうすぐ12時半、なんだかんだ、防府に着いてから1時間経ってしまいましたね。

今回の移動


続きます。


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2 コメント

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Unknown (防府市民)
2020-04-18 02:31:08
防府市民は東京からの帰省者が原因で高校でコロナ陽性者が数名出て、大変な思いをしています。
これからクラスター化する可能性もあります。
このような時期に東京から観光に来るあなたのような身勝手な方がいらっしゃる事を残念に思います。
記事は削除された方がいいですよ。
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Unknown (みの)
2020-04-18 08:08:52
ご指摘を受けニュースを拝見しました。クラスターの可能性ありということでご心痛のこととお察しいたします。

本記事の内容についてですが、前回投稿からの継続となっております。今回の投稿には記載しておりませんが、訪問したのは2ヶ月前でして、ご寛恕いただければ幸いです。
※誤解を招くのは本意ではありませんので、記事冒頭に訪問日を明記するよう修正いたします。
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