2023年愛媛旅行 - 3日目その7（盤泉荘）

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2023年2月25日13時過ぎ
いよいよこの旅で回る予定だった最後の観光スポットへと向かいます。
というか予定より1時間以上巻いてますね。素晴らしい。

大洲神社は小高い丘の上です。
つまり自転車にとって、行きは辛いが出発にはもってこい！


あっという間に川べりまで降りてきました。


そこから数10mほど進むと、もう到着です。


……むむ？
自転車を止められる場所が見当たらないぞ？

と、ちょうど地元とおぼしきおばあさんが歩いておられます。
ここは、聞くに限りますね。

……え、ここ？
いいんですか？

てことで休憩所の脇に置かせてもらいました。



さてさて、では参りましょう。
石垣の組み方が、斜めですね。


このスロープを登るんですね。


あらためて、ここも3施設共通券の対象施設です。


母屋。斜面を切り崩して建てたんでしょうけど、なかなか無茶をする。


反対を向くと蔵もあります。


豪商の屋敷だっただけあって、国際色が豊かですね。


……なんか知らんが、股間にタコが。


母屋の玄関。ここはシンプルですね。
てっきり大名屋敷みたいな感じかと思ってました。


廊下一つとっても部材にこだわってるんですね～。




客間ですかね？
くつろげそうなお部屋です。


椅子からの眺め。
あまりよく見えませんが、ちょうど中央辺りには右から左に肱川が流れています。
民家の屋根が低ければ、さぞやよく見えることでしょう。


なんか木材の展示が。


窓側の廊下に出てみると、下に行く階段があります。行っちゃダメなようですが。


窓からの眺め


……ここが1階だとは、とても受け入れがたい光景ですね。


では引き続き1階を見て回りましょう。








奥側のお庭
結構広さがありますね。


奥側の客間




なんか小樽あたりにありそうな


これまたくつろげそうな。


一番奥、茶室




茶室からの風景


おちるー！


茶室から見た庭
正直個人的にはもっとスッキリしている方が好みですが、まあ。





お風呂。
昭和テイストですね。ただ掴まるためのバーがあるあたり、わりと最近まで使われていたんですかね？


洗面所にコンセントが無い、これだけで時代を感じます。


茶室と反対側（斜面側）にある一番奥の部屋


から見た茶室


……おや、斜面に何か作られてますね。



さて、では2階にあがりましょう。


おお、バルコニーがありますね。


何このソファ、シチュエーション的に最高なんですが？


立派なお屋敷。街を見下ろすバルコニーのソファ。
ここに座ると「勝ったな」感がすごいです。


ちなみにお部屋もすごい広くて明るくて、それなりに豪華です。


欄間の彫り込み、ほどよい感じですね。


部屋から見た、バルコニーと外。



ふすまの引手
……なんかJALっぽい。


梅の花、かな？


円というか波紋というか



さて、撤収しましょうか。

と、受付の方から「よければ案内しましょうか」とのありがたい申し出が。
どうやら外にも何かあるようです。

受付の裏側。
なんと水場があります。


山からの水をためて、さらに排水溝を設けることで水面に落ちた埃などを流す仕組みだそうです。


さらに、さきほど廊下から見た斜面の扉へ。
おお、水路でしたか。


天気の良い日でよかったです。
雨だったら、たぶんこの中すごいでしょう。


2月だからか、あんまり湿度は感じませんでした。
でも夏場だと気温と湿度をどう感じるのかは、興味ありますね。



と、ここで他の観光客が来たようで、案内はお開きになりました。
どうやら1名しか詰めていないようですね。

私は、オススメされたこともあり、このまま奥の庭を見ていきます。

四阿。引き続き国際色が豊か。


木材が比較的新しいですね。


おや、こんなところにお社が。いわゆる屋敷神ですかね。


……何やら上にあがる道がありますね。
いま進まないと一生この先には進まないでしょうから、行ってみましょう！


あ、何もなかった！！
※この下は、よく分からない何かの部屋があります。水路の隣です。



さて母屋に続いては、蔵です。
今は展示に利用されています。


……が、中は撮影禁止なので残念ながらお写真はここまで。
内容的には、この盤泉荘を作った松井兄弟の会社、松井商会の解説が主体です。
フィリピンのマニラで作られた日本製品を扱う商会で、1900年設立だそうです。

ここ盤泉荘は1904年に土地を購入、1926年に完成したものです。


いやあ、思った以上に良かったですね。
全然人が来ませんでしたが、実にもったいない。


ちなみに、ざっくり40分ほどの滞在でした。



続きます。